初めて出場するWBCが目前に迫った2月下旬。調整を続けていたキャンプ地アリゾナを訪ねた。そこで語られたダルビッシュ有とのやり取りや、オフに滞在していた日本での意外なエピソードとは。現在発売中のNumber1069号[特別インタビュー]大谷翔平「30年後の日本野球のために」より内容を一部抜粋してお届けします。(全2回の1回目/後編へ)
![《単独インタビュー》大谷翔平28歳が語る“日本でのオフの過ごし方”「外食は3カ月で4回だけ」「何年ぶりかにコンビニへ入ったんですよ」(石田雄太)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/904960e229acdb4262ee91d51cf5a539de044744/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F0%2F-%2Fimg_f0af0e476a3d44e883da1b03edc4b0b1311068.jpg)
日本一過酷と言われる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」。富山県魚津の日本海から日本アルプスを縦断し、静岡市大浜海岸の太平洋に至る約415km(累積標高差約27,000m)の距離を、制限時間8日間で駆け抜けるエクストリームなレースだ。 今年の夏、そのTJARで「4日17時間33分」という大会新記録で初優勝したのが土井陵(たかし)だ。剱岳や薬師岳を縦走する北アルプスを1日で越え、中央アルプスも1日で通過、多くの選手が歩きを織り交ぜるロード区間もほとんど走っていた。しばらくは更新されないと考えられていた「4日23時間52分」(望月将悟/2016年)という大会記録を6時間も縮めたのだ。 その背景には、走力や山の経験値といったベースに加え、綿密な食料計画や睡眠の取り方があるようだった。自らを「ミニマリスト」と語る土井のスタート時の装備は水分を除いてわずか3.5kg。他の選手
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