「奇跡を夢見るほど 子供じゃないことくらい分かってる 惨めなくらい私はもう 現実にいるけど……望むことがある以上、この席を空ける訳にはいかないんだ」たまに自分のナレーションが聞こえてくる、「ひとつの時代が終わった」「次の時代に到来するだろう」って―――。熊木杏里、表現者として新たなフェーズへ。 01.溢れ出ちゃった。ちょっと半分泣いてたかもしれない。 --熊木杏里の音楽にはよく泣かされてきたのですが、今回のアルバム『飾りのない明日』は凄いですね。インストアライブで聴いても堪え切れませんでした。ショッピングモールであそこまでの緊張感漂わせるアーティスト、いませんよ? 「飾りのない明日」/ 熊木杏里(Promotion Video) 熊木杏里:ハハハハ! 自分的にはそこそこリラックスしてやっているつもりだったんですけどね、でも温度差はだいぶあったと思います。だって、買い物に来てるお客さんたちが