2011年10月19日 at 12:06 午前 2件のコメント 三原順先生 『夢の中 悪夢の中』 どうか、この、 「人の心に強く働きかけ、解放する力を持っている」 と思われます重要な作品が、 手にするべき方の御許に、確かに届きますように。 との願いをもって、僭越ながら お薦めをさせて頂きます。 最近の文庫版での復刊によって、遅ればせながら自分は (旧版は1992年刊で、プレミアム本となっていました) 拝読致します機会を与えて頂けたかたちなのですが、 自分にとりまして、本当に壮烈な物語で、 読み進めながら、みるみる息が浅くなり、 心臓が締め付けられるような感覚に襲われました。 キャラクターの叫びが 胸の奥深くに、きりきりと入り込んでくるようで。 ある苦しみの中にある少女の境遇から、 物語は始まります。「どんな?」かは、 ぜひ、お読み頂いて、と願いますところですので、 触れませんが、読んで(正