今日はたまたま「ユーザーからのフィードバックを集めることの難しさ」が話題になったので、それに関連するエントリー。 もの作りにおいて、「ユーザーが何を必要としているか」を知ることは大切だが、だからと言ってユーザーに尋ねれば正しい答えが返ってくる訳ではないところが難しいところ。具体的な例としては、こんなものがある。 1. サイレント・マジョリティの声は聞こえてこない これはMicrosoftで実際にあったことだが、Outlookのチームではユーザーから寄せられる機能追加のリクエストに従って色々な機能を足していた時期があったが、その結果不必要な機能ばかり増えて、単純な作業が逆にやりにくくなってしまった(たとえばカスタム・フォームが良い例)。このケースでは、ごく一部のヘビー・ユーザーばかりが声がでかく、「今の機能で十分、これ以上複雑にしないで欲しい」というユーザーは何も言ってこない(こういう人たち
「おんぶー」「だっこー」「ギューして」「なでなでしてー」 大手電機メーカーに勤務する小橋氏(32・仮名)が一日の勤めを終え家に帰ると、小橋氏の帰宅を待ちかねたように上記のような催促が始まる。といっても声の主は小橋氏の幼い子どもというわけではなく、今年で結婚4年目になる妻の有香(29・仮名)である。 「私の方から特に何かを言ったわけではないのですが、気がついたら妻が赤ちゃんになっていました」。そう語る小橋氏の顔は苦笑しながらもどこか嬉しそうである。実際、夕食の際に妻を膝の上にのせ、食事をしながら妻の頭を撫でてやるのが小橋氏の何よりの楽しみだという。「私がスプーンで食事を妻の口に運んでやる。それを妻があどけない表情で口にする。その表情を見るだけで一日の疲れがふっ飛びます」。 小橋氏と同じように妻の幼児化に直面しているのが、出版社で雑誌の編集者として働く桜井氏(28・仮名)である。桜井氏が
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