Hotwiredに関するtakuritoのブックマーク (30)

  • 世界初、藻類原料のジェット燃料:「石油燃料と同等の性能」 | WIRED VISION

    世界初、藻類原料のジェット燃料:「石油燃料と同等の性能」 2008年9月17日 環境 コメント: トラックバック (0) Dave Demerjian Photo: Flickr user Micah A. Ponce カリフォルニア州の新興企業、米Solazyme社は、世界初の藻類由来のジェット燃料を開発し、独立した研究所によるテストで、石油を精製した燃料と同様の性能が明らかになったと発表した。 Solazyme社の発表では、サウスウェスト研究所の分析で、藻類から作ったこのジェット燃料は高高度でも凍結せず、濃度、安定性、引火点は従来のジェット燃料と同じだったという(バイオ燃料には、高高度で凍結するという問題がよく見られる)。 藻類から作ったこの燃料は、米材料試験協会(ASTM)が定めた航空燃料の最も厳しい基準である「D1655」11項目を満たした。これは、航空業界の厳しい要求を満たす代替

  • 砒素で光合成するバクテリア:原始の地球環境を解明する手がかり | WIRED VISION

    砒素で光合成するバクテリア:原始の地球環境を解明する手がかり 2008年8月20日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image credit: Science カリフォルニア州のモノ湖近くにある悪臭ただよう温泉で発見された下等なバクテリアの塊から、光合成の仕組みがまだあまり進化しておらず、現状のような大気が存在しなかった地球の初期の様子を垣間見ることができる。 米国の科学者チームが発見したこのバクテリアは、光合成をするのに酸素を必要としない。酸素の代わりに、原始地球の火山の噴火口に豊富に存在した砒素を利用する。 科学者たちによれば、このバクテリアの祖先は、砒素を使って二酸化炭素から酸素を分離し、後に多様な生物が繁栄することになる、酸素の豊富な環境を形成するのに貢献したという。 「酸素を吐き出せば、あらゆる生物が誕生する。これは、地球の

  • CO2増加で海洋酸性化が急激に進行中:「6500万年前の恐竜絶滅時のレベル」へ | WIRED VISION

    CO2増加で海洋酸性化が急激に進行中:「6500万年前の恐竜絶滅時のレベル」へ 2008年7月 7日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal Image: Margaret Wertheim/Flickr 二酸化炭素の排出を速やかに削減しなければ、自然界でもっとも色鮮やかな構造物であるサンゴ礁が消滅し、回復には気の遠くなるような年月がかかるだろう。科学者たちが7月3日(米国時間)にこのような警告を発した。 世界の海洋は、産業革命後に人間が排出した二酸化炭素の40%を吸収してきたが、これによって海洋の化学的性質が変化してきている。すでに、基的に塩基性である海水の水素イオン指数(pH)は現在、産業革命以前と比べて約0.1(10%)酸性化しており、今世紀半ばまでには酸性化がさらに進む可能性がある。 研究者らはまた、科学誌『Science』の論説の中で、二酸化炭

  • 「海藻原油」プラント構想は成功するか | WIRED VISION

    「海藻原油」プラント構想は成功するか 2008年6月 2日 環境 コメント: トラックバック (1) Chuck Squatriglia Photo: Sapphire Energy サンディエゴの新興企業、米Sapphire Energy社は、藻類を使って油を作り、さらに持続的使用が可能(リニューアブル)でカーボン・ニュートラルなガソリンなどの燃料に精製できると言っている。同社は、今後5年以内にこの燃料を1日に1万バレル生産する計画を持っている。 1万バレルでは、米国が毎日消費する石油約2000万バレルのほんの一部分に過ぎないが、Sapphire Energy社は、「緑の原油」(green crude)の生産は、米国の外国産油への依存度を、ゼロにすることはできないまでも十分に緩和できる程度にまでは増やせると話す。 Sapphire Energy社の最高経営責任者(CEO)であるJason

  • 藻類からバイオ燃料を製造する「農場」、世界各地で操業開始 | WIRED VISION

    藻類からバイオ燃料を製造する「農場」、世界各地で操業開始 2008年4月 9日 環境 コメント: トラックバック (0) Dave Demerjian Photo: rothwb - Creative Commons 2.0 アリゾナ州のエネルギー企業米PetroSun社は、藻類の可能性に大きく賭けている。同社は、テキサス州の風光明媚な行楽地ハーリンジェンに近いテキサス湾沿岸に、藻類からバイオ燃料を製造する「農場」を開設した。[プレスリリースによると、4月1日に操業開始] この農場には、あわせて約4.5平方キロメートルにおよぶ海水の池があり、そのうち約0.08平方キロメートル分は、環境志向的なジェット燃料の研究開発用として使われる予定だ。 PetroSun社の計画によると、農場で藻油を抽出し、それを船舶、鉄道、トラックでバイオディーゼル精製工場へ輸送するという。[残さからもバイオエタノール

  • 海藻からバイオ燃料を作る研究 | WIRED VISION

  • 「現行バイオ燃料のCO2排出量は、ガソリンの5割増しから2倍」研究論文 | WIRED VISION

    「現行バイオ燃料のCO2排出量は、ガソリンの5割増しから2倍」研究論文 2008年2月12日 環境 コメント: トラックバック (2) Brandon Keim Image: 書籍『 Biofuels: towards a greener and secure energy future 』(バイオ燃料:環境志向的で安全なエネルギーの未来に向けて)より 関連要素をすべて考慮に入れると、バイオ燃料が排出する温室効果ガスの量は化石燃料よりも多くなる――2月7日(米国時間)、『Science』誌ウェブサイトに掲載された2つの研究論文がこんな結論を下した。 これだけではない。かつて石油に代わるクリーンエネルギーとしてもてはやされた農作物由来の燃料が、環境問題を解決する特効薬ではないことを示唆する研究成果がこのところ増えている。 バイオ燃料は当初、非常に有望に思われた――植物を利用して車を走らせたり

  • 「トウモロコシは最悪」26種のバイオ燃料のエコ効果を分析 | WIRED VISION

    「トウモロコシは最悪」26種のバイオ燃料のエコ効果を分析 2008年1月22日 環境 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim バイオ燃料はどれも同じというわけではない。そして、主要なバイオ燃料生産国は、最悪のものを作り続けている。 スミソニアン熱帯研究所(STRI)の科学者Jorn Scharlemann氏とWilliam F. Laurance氏は、1月4日付けの科学雑誌『Science』誌に、スイス政府によって委託された研究の結果を掲載している。これは、26種のバイオ燃料用農産物を対象とした分析だ。 定義からすると、バイオ燃料は化石燃料の使用を削減することになっている。しかし、原料となる作物を栽培し燃料に加工する過程を考えると、バイオ燃料の種類によっては温室ガス削減効果が低いことが分かっている(日語版記事)。 つまり、原料となる作物を育てる農地を確保するために森

  • オイルを作る藻が、日本を救う? WIRED VISION

    オイルを作る藻が、日を救う? 1/2 2007年11月16日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (3) 1/2 慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)では、最先端のバイオテクノロジーを活用した環境技術の研究が進められている。研究の1つは、藻からオイルを作り、バイオ燃料にしようというもの。オイルを作る藻とは何なのか? そして、藻の生み出すオイルはどのようなインパクトを社会にもたらすのか? プロジェクトを立ち上げた伊藤卓朗研究員に、実験の詳細と将来のビジョンを語っていただいた。 オイルを作る不思議な藻 ──オイルを作る微生物を使って、石油代替燃料を生み出すシステムを作ろうとされているとお聞きしました。そんな微生物がいたんですね。 伊藤卓朗博士(慶應義塾大学先端生命科学研究所 研究員) この微生物は、軽油産生微細藻、シュードコリシスチス・エリプソイデ

  • 裏から操作可能なマルチタッチ『LucidTouch』、人気製品になれるか | WIRED VISION

    裏から操作可能なマルチタッチ『LucidTouch』、人気製品になれるか 2007年10月15日 IT コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 2007年10月15日 三菱電機のMitsubishi Electric Research Labs(MERL) 、米Microsoft社のMicrosoft Research、トロント大学が共同で開発し、8月に試作品を発表したマルチタッチ入力インタフェース『LucidTouch』。 現在一般的なタッチスクリーンには、画面上を指でタッチすると、選択したい部分を覆い隠してしまうという問題があるが、『LucidTouch』は、まるでスクリーンが透明であるかのように見せかけ、ユーザーがスクリーンの裏側をタッチしている指を「見える」ようすることで、裏側からの操作を可能にしている。 LucidTouchの試作品では、スクリーン背部の

  • 『マイノリティ・レポート』風のマルチタッチ・ディスプレー、発売 | WIRED VISION

    『マイノリティ・レポート』風のマルチタッチ・ディスプレー、発売 2007年10月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso 2007年10月11日 マルチタッチ式大型ディスプレー『Interactive Touch Media Wall』は、ニューヨーク大学クーラン数理科学研究所の研究者、Jeff Han氏が開発したものだ。 画面サイズは約240×90センチメートル。マルチタッチに対応する高解像度のディスプレー上で、インターネットベースの数種のアプリケーションを利用できる。複数の指を同時に使って、さまざまな形式のメディアを扱うことができる。 たとえば、写真をトリミングする、『Google Maps』の地図のサイズを変更するといった操作が可能で、そのスムーズな操作の様子は、映画『マイノリティ・リポート』を連想させる。 Han氏とその革新的技

  • ラブロック博士の提案「温暖化対策に巨大な海中パイプ」 | WIRED VISION

    ラブロック博士の提案「温暖化対策に巨大な海中パイプ」 2007年10月 2日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 2007年10月02日 まるで、Bill PullmanとBruce Willis主演の新作映画の筋書きのような話だ――何かと論争を呼んでいる科学者のJames Lovelock博士とChris Rapley氏が、大洋にパイプを敷設し、海面下200メートルほどの海洋深層水を海面にくみ上げ、「地球の自然治癒力を刺激する」ことをまじめに提案している。 地球そのものが一種の生命体だとするガイア説の提唱者であるLovelock博士と、ロンドンの科学博物館の館長を務めるRapley氏は、『Nature』誌に先ごろ投書を寄せ、この提案を行なった。 「大洋へのパイプ敷設で地球の自然治癒力を促進」と題された投書の中で、2人は計画を次のように説明している。

  • バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(2) | WIRED VISION

    バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(2) 2007年8月21日 環境 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年08月21日 (1)から続く 「私が話をした政府関係者は概して、森林破壊によって二酸化炭素の貯蔵場所が大きく失われる可能性を認識していないように思える」と、『World Land Trust』のRighelato氏は指摘する。 オークリッジ国立研究所のバイオ燃料専門家Mac Post氏も、この意見に同意する。 「二酸化炭素をたくさん貯蔵するエコシステムを、二酸化炭素排出の埋め合わせのために破壊するなら、墓穴を掘ることになる。私が言えるのは、これはとても深い穴で、抜け出すことはできないということだ」とPost氏は述べた。 米国では、利用可能な森林はもう使いつくされている。そのため、燃料か森林かという問題は、作物の栽培に使われていない牧草地の利用法に焦点が置

  • バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(1) | WIRED VISION

    バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(1) 2007年8月20日 環境 コメント: トラックバック (2) Brandon Keim 2007年08月20日 放牧地を作るために、アマゾンの森林を焼いて伐採している様子(NASAの『LBA-ECO』プロジェクトより) 燃料用作物を育てるために森林を伐採する場合、環境への悪影響は大きく、バイオ燃料の利用によっても埋め合わせができないことが最近の調査でわかった。 ヒッピーの夢だったエネルギー用作物が環境対策の主流となった今、この調査結果は人々の熱を冷まさせるメッセージだ。 今や世界中の政府や産業界が、環境を汚染する化石燃料の代わりに植物から生成した燃料を使うことを表明している。しかしそれは、木々を育み二酸化炭素を貯蔵する森が見られなくなる事態を招いてしまうのだろうか。 科学雑誌『Science』誌の記事の中で、イギリスの環境保護団体『World Lan

  • 水中施設『BioSUB』に2週間滞在 | WIRED VISION

    水中施設『BioSUB』に2週間滞在 2007年7月 6日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Rob Beschizza 2007年07月06日 オーストラリア人海洋生物学者のLloyd Godson氏は、『Australian Geographic』誌が主催した5万オーストラリアドルをかけたコンペで優勝し、湖底に設置された幅およそ3メートルの小屋『BioSUB』で、4月上旬の12日間を過ごした。 科学の驚異とも言えるこの潜水装置は、エアロバイクを電力源とし(水面上に置かれたソーラーパネルで電力を補う)、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する藻の入った「BioCoil」を備えている。 べ物や飲料水はダイバーによってエアロックから定期的に運ばれ(事は、自家製のラザニアやバーベキュー・サーモンなど)、ハイテク・トイレが排出物をリサイクルする。残念ながら、小屋の中は窓がないので薄暗

  • バイテクで藻類を「化学工場」として利用 | WIRED VISION

    バイテクで藻類を「化学工場」として利用 2006年2月27日 コメント: トラックバック (0) Sam Jaffe 2006年02月27日 カリフォルニア大学バークレー校の研究者たちが、光合成を利用して大量の水素を生成する技術の基盤を担う藻類の変異株を作成することに成功した。ただし実用化にはさらなる改良が必要だ。 この研究は植物生理学者のアナスタシオス・メリス教授を中心に進められたもので、まだ正式に発表されていない。だが、この変異株の持つ性質が確認されれば、藻類をいわば化学工場として利用し、水素だけでなくバイオディーゼルから化粧品におよぶ幅広い製品を作らせる道が開かれることになる。 今回開発された、「クラミドモナス」(Chlamydomonas reinhardtii)と呼ばれる単細胞緑藻の変異株では、葉緑体の中にあるアンテナクロロフィル[光エネルギーを吸収して反応中心に伝える]が短く、

  • 世界的に普及が進む、バイオディーゼル | WIRED VISION

    世界的に普及が進む、バイオディーゼル 2003年11月27日 コメント: トラックバック (0) Dan Orzech 2003年11月27日 今年の冬、ミネアポリスとセントポールの除雪車が運行を開始するとき、その燃料タンクには新しい燃料――大豆油から作ったもの――が入ることになる。 除雪車に使われる、米フォードモーター社製の26トン以上もある巨大なディーゼルトラック『LT 9000』は、通常の石油系ディーゼル燃料と、大豆油から作ったディーゼル燃料を混合して使うことになる。 そう、原料はまぎれもなく普通の大豆油だ。ほとんどすべての植物油や動物性油脂から、ディーゼル燃料を作り出せることが明らかになっている。こうした燃料は従来のものにひけをとらないうえ、はるかに環境にやさしい。 しかも、使用する油は新しいものでなくてもかまわない。こうした燃料はバイオディーゼル(日語版記事)と呼ばれており、フ

  • 健康にいい脂肪酸を含む豚肉を遺伝子操作で作り出す研究 | WIRED VISION

    健康にいい脂肪酸を含む豚肉を遺伝子操作で作り出す研究 2006年3月28日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年03月28日 サンフランシスコ発――べると心臓にいい影響を及ぼすベーコンを作る鍵は、ちっぽけな線虫にあるようだ。 土壌に生息する微小な線虫『カエノラブディティス・エレガンス』(Caenorhabditis elegans)の遺伝子を豚のDNAに組み込んだところ、オメガ3脂肪酸を大量に持つ豚が誕生した。オメガ3脂肪酸は、心臓病にかかりにくくすると言われている物質だ。 研究者たちは、豚肉でこの技術を改良し、鶏肉や牛肉にも応用できるようにすることを目指している。同時に、この研究過程で人間の病気に関する理解を深めたいとも考えている。 オメガ3脂肪酸を作り出す線虫の遺伝子が豚の体内でも働くように手を加えた、ハーバード大学医学部のジン・カン準教授は、「誰でも、事にオメ

  • 成長著しいバイオ燃料市場、今後10年で3倍増との予測 | WIRED VISION

    成長著しいバイオ燃料市場、今後10年で3倍増との予測 2006年3月 8日 コメント: トラックバック (0) John Gartner 2006年03月08日 クリーンなエネルギーのコンサルティング企業、米クリーン・エッジ社が出した最近の報告書によると、バイオ燃料市場は2005年に15%成長しており、今後10年間で3倍以上に拡大する見込みだという。 この報告書『クリーン・エネルギーのトレンド2006』によると、エタノールとバイオディーゼルを合わせたバイオ燃料の昨年の市場規模は157億ドルで、米国とブラジルが2大生産国だという。流通の課題を抱えているにもかかわらず、バイオ燃料の市場は2015年には525億ドルに達すると、クリーン・エッジ社は予想している。 「バイオ燃料は素晴らしい将来性を示す一方で、いくつかの障害に直面している。中でも軽視できない問題は、広範な流通経路をいかにして整えるかだ

  • TED会議:マルチタッチ式ディスプレーが人気 | WIRED VISION

    TED会議:マルチタッチ式ディスプレーが人気 2006年3月 1日 コメント: トラックバック (0) Kim Zetter 2006年03月01日 カリフォルニア州モンテレー発――2月22日から25日(現地時間)までの4日間、一流人の集う『TED会議』(TED:テクノロジー、エンターテインメント、およびデザイン)がモンテレーで開催された。百万長者や億万長者、選りすぐりの著名人たちが集まり、地球の未来についてじっくりと話し合ったこの会期中、世界のトップクラスの高額所得者が手にする利益は若干少なくなっていたはずだ。 英ヴァージン・アトランティック航空のリチャード・ブランソン氏、米グーグル社の創立者ラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏、ベンチャー投資家のジョン・ダー氏、女優のメグ・ライアン氏、ブログ界の第一人者のアリアナ・ハフィントン氏をはじめ、ハイテクやデザイン関連の会社、さらには自動車会社