銅メダルを獲ったのに切ない涙があふれるのは、その瞬間にはなかった笑顔を、これから愛が作らなくてはならないから。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:卓球リオ五輪 2016年08月17日05:13 愛を、ヒーローにしてやりたかった。 すごくつらい。ただただつらい。客席の大歓声がつらい。佳純ちゃんの笑顔がつらい。美誠ちゃんのガッツポーズがつらい。「さすが五輪4回目の経験者」という労いがつらい。「3人の勝利です」という絆がつらい。卓球女子団体戦の銅メダルがつらい。メダルをもらってこんなにつらいなんて。 何で愛はヒーローじゃないんだろう。 見れば見るほど普通の選手で、世界の中では凡人で、星も、運も、そこには特に何もない。愛のボールは何度ネットに当たり、何度コチラ側に落ちただろう。相手のボールは何度台のエッジに当たり、あらぬ方向に跳ねただろう。シングルスの3位決定戦で負けたときも、
『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 クレジットカードの取扱高において、前年同期比20%超の成長を見せている楽天カード。業界全体の取扱高の伸びが5~8%程度に留まる中、何がその成長力の源泉となっているのか、経営トップに聞いた。(聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木崇久) ――クレジットカードの取扱高が大きく伸び続けています。 ほさか・まさゆき 1954年7月生まれ。大東文化大学法学部卒業。1980年4月、オリックス・クレジットに入社し、2003年12月には楽天に入社。09年4月より現職。16年3月からは、楽天代表取締役副会長と金融事業担当役員を務め、楽天グループ全体のフィンテック事業を指揮する。Photo by Ta
カンボジアの首都プノンペン。午前6時、昇ったばかりの朝日が、金色の王宮を照らす。スリー、ツー、ワン……。王宮前広場に号砲が鳴り響くと、集まった選手たちが一斉に走り出した。 6月12日の国際ハーフマラソン。猫ひろし(39)は「ニャー」と叫び、両手を広げて飛び出した。小柄なカンボジア人の中でも、ひときわ小さい。リズミカルなフォームでスルスルッと先頭に立つと、13キロ以降は独走でゴールを駆け抜けた。 1時間15分25秒。30度を超える暑さのなかで「ほぼ想定通りのタイム。次に向けていい調整になった」と振り返った。「次」の照準はもちろん、リオデジャネイロ五輪だ。「カンボジア人になって、せっかく選んでもらった五輪、最高のコンディションで臨みたい」 きっかけはホリエモン 埼玉県の大学に通っていたころ、東京でお笑いライブに足しげく通い、お笑い芸人を目指した。出演したTV番組がきっかけとなり、2008年にフ
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