[東京 1日 ロイター] - ヤフー<4689.T>は1日、有識者や専門家が書き手(オーサー)となっている「Yahoo!ニュース個人」を拡充すると発表した。編集部がオーサーに記事を発注したり、金銭面の支払いを手厚くするなどして、オーサーの活動を支援する。 編集部はこれまでも社会的注目度の高いテーマについては、オーサーに記事執筆を提案してきたが、今後はこの取り組みをさらに強化、記事を発注する仕組みを導入する。ヤフーはオーサーに対して広告収入の一部に加え、原稿料や編集部が認めた場合は必要経費も支払う。さらに記事の翻訳配信を開始するほか、インセンティブプログラムも強化する。 オーサーの活動支援では、オーサーの著書を簡単に購入できる仕組みを導入。オーサーの記事を出版社に紹介し、書籍化も後押しする。 会見した宮坂学社長は「優れたニュースサイトは内容が良くないといけない。ユーザーの知りたいものだけに応