携帯電話向けの対話型エージェントサービス「CLON(クロン)」を展開するCLON Lab。コンシェルジュ(世話役)サービスが注目を集める中、同社の中山小百合社長は、人の感情に触れられるインタフェースで攻勢をかける。同社サービスの強みや、設立の経緯などを聞いた。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) CLONとはどのようなサービスか。 「クロン」と呼ぶエージェントが、利用者の質問に答えたり言葉を覚えたりしながら進化する過程を楽しむエンターテインメントサービスだ。クロンは利用者と“対話”することで、利用者のし好や行動特性を学習し、その利用者のための情報を提供する。CGM(消費者生成メディア)であるユーザー参加型仮想空間も提供する。基本的には消費者向けサービスだが、2009年からは法人向けに、企業が消費者とコミュニケーションしたり需要を把握したりするためのサービスも用意している。 サービスを開始
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