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ブックマーク / xtech.nikkei.com (149)

  • [新デバイスを操る]tagletの瞬発力、Suica Readerのハッカー精神

    2010年12月16日に発売されたGoogleブランドのスマートフォン「Nexus S」は、非接触通信機能 NFC(Near Field Communication)を標準APIから使える最初のAndroidスマートフォンとして注目されている。今後NFCは普及し、決済や広告など幅広い分野で使われると予想されているからだ。 このNFCの活用で、日Android開発者は世界の第一線に立っている。開発者らは、日では未発売のNexus Sを入手するのと同時に、NFCを活用したAndroidアプリの開発に取り組み、世に送り出したのだ。 一つは、井上恭輔氏が開発した「taglet」だ。NFC規格のICカードやICタグ(RFID)、例えばSuicaカードにNexus Sをかざすと、ただちにtagletが起動する。任意の文字列によるメッセージをブラウザ上に表示したり、特定のURLをブラウザで開いたり

    [新デバイスを操る]tagletの瞬発力、Suica Readerのハッカー精神
  • 始まった業務アプリの開発

    スマートフォンの業務利用が格化してきた。メールやスケジュール機能を使うだけではない。業務アプリケーションを動かし、システムの一部として使う。磁気カードリーダーの装着や動画によるプレゼンなど、活用アイデアが満載だ。社内外どこでも瞬時に情報システムにアクセスでき、アプリケーションや周辺機器次第でさまざまな機能を追加できる、スマートフォンならではの利点を生かした取り組みである。 「この商品のSサイズはありますか」。衣料品販売を手掛けるユナイテッドアローズの新宿店で顧客からこう聞かれた店員は、iPhoneを取り出した。画面をタッチし、その商品のタグに記載されている商品コードを手早く入力する。 すると画面上に、その商品の現時点での在庫数が表示された。「申し訳ございません。在庫がないようです。色違いでしたらございますが、お持ちいたしましょうか」─。 ユナイテッドアローズは2010年9月、一部の店舗で

    始まった業務アプリの開発
  • NTTドコモ、スマートフォンでiモードメールやアプリ決済に対応 スマートフォン向けサービス「spモード」、月額315円:ITpro

    NTTドコモ、スマートフォンでiモードメールやアプリ決済に対応 スマートフォン向けサービス「spモード」、月額315円 NTTドコモは2010年7月13日、スマートフォン向けのインターネット接続サービス「spモード」を発表した。iモードと同じメールアドレス(@docomo.ne.jp)が利用できるほか、購入したアプリケーションやコンテンツの代金を毎月の通信料金と同時に決済できる。利用料金は月額315円。サービス開始は2010年9月を予定。 spモードはAndoridやWindows Mobileを採用したスマートフォンに向けたインターネット接続を提供するサービス。携帯電話と同じメールアドレスのドメイン「@docomo.ne.jp」を使えるようにした。メールを送受信する際には、専用のメールアプリをダウンロードする。メールウイルスチェック、有害サイトのアクセスを制限するサービスも無料で提供する

    NTTドコモ、スマートフォンでiモードメールやアプリ決済に対応 スマートフォン向けサービス「spモード」、月額315円:ITpro
  • 「飛び込み営業のやり方を聞いた」

    今回のテーマは飛び込み営業のやり方です。手当り次第に飛び込んでも、無駄が多いばかりで非効率です。手順を踏むことで、効率的な営業が可能になり、無用な不安を打ち消すことも出来るのです。 「みんな、白地図は持ったかい?」と五十嵐さんが聞いてきたので「はい、持ちました」と全員が無言でうなずきます。 「よし、それでは今から飛び込み営業の手順を言うから、今日この会議が終わったら早速実行するように。最初にやることは、まず担当エリアの土地や雰囲気になれること、今日はこれしかやらなくていい」 みんな不思議そうな顔をしています。僕も五十嵐さんの言っていることの意味がさっぱり分からなかったので、聞き返しました。 「慣れるとは、どういうことですか?」 すると「山田さんはどう思う?」と、切り返されてしまいました。 「えっと、普通はなじんだり、うち解けたりすることだと思います」 「その通り。なじむためには普通、何をす

    「飛び込み営業のやり方を聞いた」
  • Evernoteが日本法人を設立。画像から日本語認識も可能に

    米エバーノートは、100%出資の日法人「エバーノート株式会社」を設立したと発表した。今年中に5人の社員を採用し、日国内の提携企業を増やすほか、日向けサービスの強化を図る。 「Evernote」とは、無料の専用ソフトをインストールして利用するオンラインサービスのこと。ユーザーがテキストや画像、音声などのファイルを同ソフトに保存すると、そのデータがインターネット経由で自動的に同社のサーバーにアップロードされる。保存したデータは自動で更新されるため、複数のパソコンやスマートフォンなどに同ソフトを導入すれば、どこでもファイルの閲覧や編集ができるようになる。無料だが機能に制限があるスタンダード会員のほか、課金制のプレミアム会員がある。利用料金は月額5ドルもしくは年額45ドルだ。 Evernoteのユーザー数は現在、世界で約350万人。日常的に利用するユーザー数で見ると、そのうち18%が日のユ

    Evernoteが日本法人を設立。画像から日本語認識も可能に
    takuya_28
    takuya_28 2010/06/24
  • さくらインターネットが北海道石狩市に巨大データセンター、土地・建物に37億円

    さくらインターネットは2010年6月21日、北海道石狩市に巨大データセンターを建設すると発表した。ホスティングサービスや仮想マシン貸しサービスを提供するサーバーを最大60万台規模で設置する。2011年秋に完成する第一期工事(500ラック)の投資額は、土地・建物だけで37億円。最終的な規模は、敷地面積が東京ドーム1.1個分に相当する5万1448平方メートル、ラック数は4000ラックとなる予定。 さくらインターネットは石狩データセンターで、500ラックが収納可能なデータセンター棟を最大8棟建設する予定。第一期工事ではまずそのうちの1棟を建設し、需要拡大に応じて順次建物を増やす。サーバーの冷却には石狩市の寒冷な外気を活用する考えで、空調設備コストや空調に必要となる電力を大幅に削減する。データセンターの消費電力効率を現すPUE(Power Usage Effectiveness)は、通年で外気だけ

    さくらインターネットが北海道石狩市に巨大データセンター、土地・建物に37億円
  • ついにやってきたDLNA時代:ITpro

    写真や音楽,動画などのデジタル・データを,ホーム・ネットワーク内で相互利用する規格である「DLNA(Digital Living Network Alliance)」が,ここにきて身近になってきた。サーバーとして「Windows Media Player 11」,クライアントとして「PLAYSTATION 3」などがDLNA対応機能を搭載したことで,Windows XP/Vista上のデジタル・メディアを,テレビで簡単に再生できるようになったからだ。 DLNAとは「Digital Living Network Alliance」という業界団体の略称で,この団体が公開する「DLNAガイドライン」に沿って開発したデジタル家電やソフトウエア同士であれば,様々なデジタル・メディアをホーム・ネットワーク経由で転送し,デジタル家電などで再生できる。2005年頃から,一部のデジタル家電にDLNA対応機能

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  • 定番Web APIを知る

    何といってもWeb APIを利用する醍醐味は,各種のWeb サービスを組み合わせて新しいWebサービスを作成するマッシュアップです。 国内でもマッシュアップのコンテスト「Mashup Awards(http://mashupaward.jp/)」などが開催され,大盛況のうちに幕を閉じました。このようにWeb APIに対する関心は,日に日に高まっています。Mashup AwardsのWebページからは,参加企業が提供するWeb APIのリストやマッシュアップの例を見ることができます。その中から,代表的なWeb APIをいくつか紹介しましょう。 Yahoo! JAPAN Web API http://developer.yahoo.co.jp/ このYahoo! JAPAN Web APIは,開発者向けに展開するサービス「Yahoo!デベロッパーネットワーク」(図1)で提供されるWeb API

    定番Web APIを知る
  • [Google I/O 2010]最新の「Android 2.2」発表、Flash再生や無線LANホットスポット化が可能

    Googleは米国時間2010年5月20日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者会議「Google I/O 2010」において、携帯電話機向けソフトウエア基盤の最新版「Android 2.2」(開発コード名「Froyo」)を発表した。数週間後にリリースする予定。併せて米Adobe Systemsは、Android 2.2用Flashコンテンツ再生ソフト「Adobe Flash Player 10.1」のベータ版を公開した。同社のWebサイトでダウンロード提供している。 Android 2.2は、Webブラウザー「Android Browser」内でFlashコンテンツを再生できるほか、Android端末を無線LANホットスポット化する機能を追加する。独自開発のJavaScriptエンジン「V8」を採用するなどして高速化を図った。 新しいAPIやサービス、企業向け機能も搭載する

    [Google I/O 2010]最新の「Android 2.2」発表、Flash再生や無線LANホットスポット化が可能
  • 「ツイートにわな、安易なフォローは禁物」――Twitterの悪用に注意

    情報セキュリティに関する相談や届け出を受け付けている情報処理推進機構(IPA)は2010年5月7日、マイクロブログサービス「Twitter」を悪用した攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。見知らぬユーザーを安易に「フォロー」すると、ウイルスサイトなどに誘導される危険性があるという。 Twitterには、ほかのユーザーの「ツイート(つぶやき、投稿)」を、自分の「タイムライン(ツイートの一覧表示機能)」に表示する「フォロー」という仕組みがある。あるユーザーをフォローすれば、そのユーザーのツイートが、リアルタイムで自分のタイムラインに表示されるようになる。 攻撃者はこの仕組みを悪用して、ターゲットとしたユーザーのタイムラインに、危険なURLを表示させようとするという。まず、攻撃者はターゲットとしたユーザーをフォローする。するとユーザーの多くは、知らない相手であっても、自分をフォローしたユー

    「ツイートにわな、安易なフォローは禁物」――Twitterの悪用に注意
  • 「高まるEV化の流れ,変換迫られる企業戦略」,電気自動車のインパクトを予測する

    4月23日から開催されている北京モーターショーは,予想通りにハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の展示ラッシュとなった。地球環境問題への対応が急務となる中,自動車各社はこのような次世代環境対応車の開発を加速しており,一気に普及が加速する可能性がある。 これらの環境対応車,特に内燃機関を持たないEVの普及は,自動車業界に大きな変化をもたらす可能性がある。クルマや,ものづくり,そして周辺産業にどのようなインパクトを与えるのか。「電気自動車が革新する企業戦略」の著者であるA.T.カーニー パートナーの川原英司氏に話を聞いた。(聞き手は木村知史=Tech-On!) ――日産自動車が2010年12月に発売する「リーフ」の予約状況も好調なようで,想像以上にEVの普及のスピードは早いように感じるのですが。 そうですね。ただ,普及がどのように進むのか,まだ不確定な要素が多いのも事実です。そこには様

    「高まるEV化の流れ,変換迫られる企業戦略」,電気自動車のインパクトを予測する
  • ハードディスクやSSDを最適化する

    Windows 7も発売から半年が過ぎた。発売当初から使っているユーザーの中には、そろそろハードディスクのメンテナンスを考える人も出てくるだろう。ハードディスクのメンテナンスといえば、筆頭に挙がる作業が「デフラグ」である。もっとも、Windows 7での「デフラグ」作業は自動で実行され、通常はほとんど気にする必要はない。ただし、流行の半導体ディスク「Solid State Drive(SSD)」を利用している場合は注意が必要だ。設定を変更しないと、もしかしたら「SSD」の寿命を短くしているかもしれない。今回は、ハードディスクのメンテナンス方法と、「SSD」を利用する際の注意点について紹介しよう。 まずはディスクの健康診断を実行しよう Windows 7には、MS-DOSの時代から存在する「CHKDSK」と呼ばれるコマンドがある。「CHKDSK」は、ディスクの状態を表示したり、エラーを修復し

    ハードディスクやSSDを最適化する
  • スマートフォンだけでないAndroid端末

    スマートフォンとは全く別の領域でも,Androidをベースにしたネット端末投入が始まっている。NTT東日のデジタル・フォトフレーム「光iフレーム」(仮称)や,NECビッグローブの「クラウドデバイス」(写真1)がそれ。既に両社ともモニター・ユーザーに端末を配布して試験サービスを提供している。どちらの端末もタッチパネル型で,位置付けはスマートフォンとパソコンの中間。ユーザーが手軽に持ち歩けて,各種の情報やコンテンツを簡単に表示できることを重視している。 ISP関連事業を手掛けるフリービットも,同社が開発したマルチデバイス対応のWebサーバー・ソフト「ServersMan」を標準搭載したAndroid端末の提供を計画している。同社は既にServersManを搭載したビデオカメラを提供するなど家電事業を展開中。Androidでも同様の取り組みを考えている。 さらに今後は,特定のWeb関連サービス

    スマートフォンだけでないAndroid端末
  • 2年前の障害報告書から学んだAmazon S3の凄さ

    Amazon EC2」は、誤解されている。筆者は最近、そう強く思っている。あなたがもし「Amazon EC2は単なる仮想マシンサービス」と思っているなら、考え直してほしい。Amazon EC2の当の価値とは、実はストレージサービスの「Amazon S3」にある。 最近日でも、Amazon EC2対抗をうたう仮想マシンサービスが増えている。Webサイトからの申し込みだけで利用でき、課金は1時間単位。Webベースの管理ツールから簡単に仮想マシンを起動できて、ロードバランサーなども手軽に設定できる。日のサービスも、仮想マシンに関する機能面ではAmazon EC2に追いつき始めている。 しかし、全く敵わないのが、ストレージサービスであるAmazon S3だ。 Amazon EC2の最大の特徴は、利用者が様々な種類の仮想マシンを、管理ツール上でのクリック操作一つで、素早く展開できることだ。「

    2年前の障害報告書から学んだAmazon S3の凄さ
  • Androidでつながる未来、デジタル家電からロボットやARまで

    Androidの組み込み機器分野での普及促進を目指す団体OESF(Open Embedded Software Foundation)は2010年4月21日、都内で「Android Steps Ahead 2010/Tokyo」を開催した(関連記事)。 OESFは、もともと携帯電話向けに作られたAndroidを、携帯電話以外の各種組み込み分野に適用していく活動を進めている。Androidはオープンソースであり、各種機器に移植したり、カスタマイズしたりする使い方に適用できる。例えば、テレビ、カーナビなどのGUIの開発に使うことも可能だ。そして、Androidが備える抽象度が高い開発フレームワーク、GUI構築機能、通信機能などを使うことで、携帯電話以外のデバイスも「スマート」にできる。 OESFは2009年3月23日に23社で発足した。1年が経過し、2010年4月21日現在で73社まで会員企業

    Androidでつながる未来、デジタル家電からロボットやARまで
    takuya_28
    takuya_28 2010/04/27
    でんすけ!
  • クラウド最大の問題が国内でも表面化、二枚舌はもう止めよう

    「利用部門のSaaS勝手導入」の問題は、日でも予想以上のスピードで深刻化しつつあるようだ。米国のユーザー企業の間では大問題になっているが、日企業の場合、情報システム部門がその問題を認知すらしていない・・・。この前はそんな話を書いたが、最近、日企業からも「利用部門の勝手導入を統制できない」というシステム部門の嘆きが聞こえてくるようになった。 SaaSの勝手導入とは、利用部門がシステム部門の了承を得ることなくSaaSの利用を始めてしまうことを言う。利用部門からすれば、了承どころか通知する必要性すら感じていない。なんせIT予算を使うわけではないのだから。例えばSFAやCRMなら営業経費だ。それに最近はIT予算が減っているので、システム部門に頼んでも作ってもらえないという事情もある。かくして、顧客情報という企業にとっての最重要情報、そして個人情報が外部のサービスによって“勝手”に管理されるよ

    クラウド最大の問題が国内でも表面化、二枚舌はもう止めよう
  • 第12回 ARToolKitで簡単AR (概要編)

    今回から2回にわたり、ARToolKit を使ったAR(拡張現実)システムの構築を解説します。ARToolKitは、実行やカスタマイズが容易なオープンソースのARライブラリです。今回は前提となるARの概要について解説し、ARToolKitのサンプルアプリケーションを動作させてみます。 ARって何? ARとはAugmented Realityの略で、日語では拡張現実(または強化現実)と呼びます。現実の世界に画像や文字、音声など様々な情報を重ね合わせ、空間に関する知識を付加することで人間の知覚・認識を補完する技術です。 似た技術としてVR(Virtual Reality=仮想現実)があります。これはコンピュータで作成した情報を現実空間のように見せる技術です。現実では体験することが困難なシミュレーションなどに使われます。これに対しARは現実の世界に情報を付加するので、現在の体験を支援する際に利

    第12回 ARToolKitで簡単AR (概要編)
    takuya_28
    takuya_28 2010/04/26
  • 第13回 電子行政が進まない原因と「新・十四カ条」

    前回、政府も自治体も、「e-Japan戦略」が打ち出された2001年2月からの約10年間で、IT関係のコストダウンや、ITを使った業務改善や住民サービスの向上が進んでいないことを指摘して、「電子行政が進歩しなかった敗因」を分析しなくてはならないと述べました。 私は、佐賀市役所で行ったIT改革の経験を基に、韓国などの電子行政に大きく差をつけられた日の電子行政を少しでも前進させるために「日を二流IT国家にしないための十四か条」を2006年に作成しましたが、その後の4年間の変化と電子行政が進まなかった原因を自分なりに分析して、「新・日を二流ICT国家にしないための十四カ条(自治体版)」を策定しました。 両者はどこがどう違うのか、新旧対照表をご覧ください(表1)。最も大事なことは第1条と第2条だと考えています。

    第13回 電子行政が進まない原因と「新・十四カ条」
  • 第24回 組織全体を抹殺する「アイデアキラー」

    情報システムの“ユーザー企業”にとって、情報システムをどう活用すれば競争力を強化できるのか。ITベンダーやシステム・インテグレーターなどの営業トークや提案内容を見極めるうえで何に留意するべきか。ITベンダーなどに何かを求める以前に、“ユーザー企業”が最低限考えなればいけないことは何か――。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務めて急成長を支え、『ダメな“システム屋”にだまされるな!』(日経情報ストラテジー編)の著者でもある佐藤治夫氏が、情報システムの“ユーザー企業”の経営者・担当者の視点から、効果的な情報化のための発想法を解説する。(毎週月曜日更新) 前回(第23回)に続いて、成長が行き詰まってしまい閉塞(へいそく)感が漂っている「停滞企業」の“ユーザー企業”おけるIT(情報技術)活用のあり方を説明します。前回は「新事実」「新技

    第24回 組織全体を抹殺する「アイデアキラー」
  • 使って見えた「グーグル活用」の勘所

    「ボトムアップの情報共有にうってつけだが、トップダウンの管理や数字の扱いには馴染まない」。先進企業の証言から、「Google Apps」活用の勘所が見えてきた。1年間使ってきた東急ハンズの生の声を基に、効果を引き出す活用方法と弱点について検証する。 「導入してから約1年たち、ずいぶん活用の範囲を広げた。非常に快適に使えている」。東急ハンズの長谷川秀樹IT物流企画部 部長は、満足げにこう語る。同社が「Google Apps」を導入したのは、2008年12月のことだ。 当初は電子メールが主体だったが、今やアプリケーションの種類も適用する用途も大きく拡大した。文書共有の「Docs」、社内Webサイト作成の「Sites」、スケジュール管理の「Calender」、動画共有の「Video」などだ。Appsの各アプリケーション以外に、グーグルの PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)である「A

    使って見えた「グーグル活用」の勘所