太平洋には、プラスチックごみなどが約70万平方キロメートルにわたって滞留する「太平洋ごみベルト」が存在する。
JR九州が、運転士が乗り込まなくても運行できる自動運転技術の導入を目指していることが分かった。福岡県内の路線で実証実験に乗り出し、本年度中にも実用化したい考え。走行区間内に踏切があって駅にホームドアがない路線での自動運転は、全国でも前例がないという。地方鉄道の事業環境が人口減などで厳しさを増す中、将来の路線維持を下支えする技術として期待される。 計画では、列車や線路内に新たな装置を設置し、加減速や停車などを自動化する。運転席には運転士ではない係員が乗り込み、トラブル時の緊急停止や乗客の避難誘導、事故時の保安業務を担う。線路に障害物が入るケースなどを想定し、係員を乗り込ませずに安全性を確保するのは難しいと判断した。 運転士資格の有無にかかわらず人材を配置できるため、業務効率化や人件費抑制が見込める。地方路線で運転士不足や乗客減が深刻化する中、国土交通省の有識者会議も導入の推進を検討している。
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 ユニクロ店舗内のセルフレジに対し、ファーストリテイリングが下請け企業から特許侵害で訴えられている。一体何が起こったのか。下請け企業の社長が、その特許侵害を告発するまでのやりとりを、生々しく語った。(ダイヤモンド編集部 相馬留美) 「ゼロ円でライセンス提供を」と要求 ユニクロのセルフレジが特許を侵害? 「9カ月も話し合ってきて、最後に『ゼロ円でライセンス提供してください』と言われた。それはないだろうと、私の腹は決まりました」 こう話すのは、ファーストリテイリングのセルフレジを特許侵害で訴えている大阪市のIT関連企業、アスタリスクの鈴木規之社長だ。 鈴木氏は東レ出身で、独立して同社を設立した。iPhoneなど
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