冬の節電のポイントは、効率よく部屋を暖めることと、暖めた部屋の熱を逃がさないことだ。室内からの放熱は天井、壁、床などもあるが、最も熱が逃げるのは窓だ。各資料で48%、58%など数値にバラつきはあるが、室内の熱の約半分が窓から逃げていると考えていいだろう。今回は放熱について実験を行ってみた。 筆者は震災以降、「節電」で検索して出てくる番組を全て見てきた。役に立つ番組もあれば、そうでない番組、間違っている番組もあった。気になったのは、多くの番組が「○○をすれば△△%の効果があります」と紹介だけして検証はしていないこと。要するにうわさ話を伝えるだけで終わる番組が多い。その中で冬の節電として役に立ちそうに思えたのが、ある番組で紹介していたアルミ箔と気泡緩衝材(通称=プチプチ)を使った方法だ。どちらも低コストで入手できるので、節電効果があれば高いコストパフォーマンスが期待できる。 アルミ箔の効果を検
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