井上寅喜 株式会社ヒューロン コンサルティング グループ 2009/9/10 日本が受け入れを決めたIFRS。しかし、そのIFRS自体が大きく変わろうとしていることに注意する必要がある。IFRSの改訂作業だけでなく、米国会計基準とのコンバージェンス作業が進んでいるからだ。2011年にも生まれる「次世代IFRS」の姿とは(→記事要約<Page 3>へ) 金融庁企業会計審議会は2009年6月、「我が国における国際会計基準の取扱いに関する意見書(中間報告)」(以下、「ロードマップ意見書」という。)を公表し、IFRS に関する方向性を示した。 これを受け、今回は今後予定されるIFRSの改訂がどのようなインパクトを及ぼすか問題提起し、IFRSのこれまでの動きを米国会計基準との関係からひも解いていく。 また次回は、これまでの動向を基礎として、今後のIFRSがどのような形で変貌を遂げ、日本会計基準そして
大阪市内の公立中学校教師として陸上競技部の指導と生活指導に手腕を発揮し、松虫中学校では7年間に13回、陸上日本一の選手を輩出した原田教育研究所(大阪市)代表取締役社長の原田隆史氏。「成功は技術である」との信念を築くに至った当時の経緯は『カリスマ体育教師の常勝教育』(日経BP社)などの著書に詳しい。 原田氏が陸上日本一の選手を輩出した実績に注目する企業人も多い。2002~03年、ワタミ代表取締役会長・CEO(最高経営責任者)の渡邉美樹氏や、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、独立したばかりの原田氏の存在を聞きつけるや社内の研修講師を依頼したという。 「荒れた学校を立て直すのも、企業の組織を立て直すのも同じ。むしろ企業のほうが人事権などを振るいながら改革できる分、やりやすい」とさえ原田氏は言う。既に200社以上の研修にかかわったという原田氏に、企業変革を推進する目標達成術を
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