ハーバード・ビジネス・レビュー編集部がおすすめの経営書を紹介する本連載。第48回は一橋大学名誉教授の野口悠紀雄氏による『ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現』を紹介する。 時価総額1兆円を超えた ビットコイン 世界経済フォーラムが2016年8月に発表した「世界に大きな影響を及ぼす可能性が高い10大新興技術」の内訳は、バイオ・医療関係2つ、材料関係4つ、情報関連4つであった。情報関連技術の1つにあげられたのが、ブロックチェーンである。 本書は、新しい技術に直面した時の人々の反応の変化から、話が始まる。初期の第1段階は、「こんなものはまやかしであり、賢い人は手を出さない」。技術がやや発展した第2段階は、「何か大変なことが起きているのかもしれないが、得体が知れない。後れをとらないように対応しないといけない」。そして、社会に浸透する第3段階に入ると、「この素晴らしい技術は世界を変えた」へと変
6点取って勝つことを信じて疑わなかったバルセロナが、4点差を逆転してベスト8進出を決めた 【Getty Images】 「パリが4点取れたのなら、バルサは6点取れるはずだ」(ルイス・エンリケ監督) 言葉の意味はよく分からないが、とにかくすごい自信だ。そして、その通りになってしまった。2016−17シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、バルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)は、第1戦の0−4から、まさかの大逆転。現地時間3月8日に行われた第2戦はバルセロナが6−1で勝利し、2試合合計6−5でベスト8進出を決めた。 4点差を跳ね返したのはCL、さらに前身のチャンピオンズカップを含めても史上初となる快挙だ。『カンプ・ノウの奇跡』と言えば、1998−99シーズンの決勝、マンチェスター・ユナイテッド対バイエルン・ミュンヘンで、ユナイテッドが後半アディショナルタイムに2ゴー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く