仕事をやりきる力がある人とそうでない人の違いは、「自責思考」があるかどうか。他人任せにせずに自分が「ラストマン」であると捉え、最善を尽くすことが重要です。望ましくない状況に陥ったときに、「他責」に逃げない姿勢を持つ方法について解説します。書籍『6スキル トップコンサルタントの新時代の思考法』(佐渡誠、鈴木拓著/日本経済新聞出版)から抜粋。 「自責思考」を発揮できない人の思考回路 仕事をやりきる力がある人とそうでない人の違いは、ひとえに「自責思考」があるか、あるいは望ましくない状況に陥ったときに「他責」に逃げない姿勢を持っているかどうかが大きく影響していると考えています。 特に、途中で諦めて「まあこれでいいか」というように考えてしまうのは、「どうせプロジェクトの責任はマネージャーや上司にあるんだ」「自分が担当している仕事の責任範囲はここまでだからこれくらいでいいよね」という自己納得的な発想に
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