サッカーJ1・モンテディオ山形は19日、天童市のNDソフトスタジアム山形で、ともにJ2降格が決まっているアビスパ福岡と対戦し、0―5で惨敗。今季初の最下位に転落した。通算成績は5勝21敗6分け。 ふがいない戦いぶりに、試合終了後のスタンドでは罵声が飛び交い、「山形に愛の無い選手は去れ」と書かれた横断幕が掲げられるなど、サポーターの怒りはしばらく収まらなかった。 ◇ モンテディオはこの日、試合開始2分で福岡に先制されると、11分にもイージーミスから失点。その後も焦りから攻撃の形を作れず、結局、前半だけで0―3と大きなハンデを背負った。 ハーフタイムに、小林伸二監督が「冷静に連動してボールを動かそう」とアドバイスを送ると、58分、コーナーキックから決定的な場面を作ったが、得点には至らず。逆に、不用意なパスなどのすきを突かれ、試合終了間際に、さらに2点を奪われた。ゴール裏のサポーターからは大ブー