ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (2)

  • 大気汚染で認知能力が低下、年齢が高いほど顕著

    中国の大規模製鉄所から立ち上る煙。WHOによれば、世界中で10人に9人が汚染された空気を吸っている。(Photography by Kevin Frayer, Getty Images) 汚れた空気を吸うと肺が傷つけられるだけでなく、知能が低下する可能性があることが新たな研究で示された。 8月27日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された論文によると、粒子状物質、二酸化硫黄、および二酸化窒素に長期間さらされた場合、年齢が高くなるほど認知能力が低下し、言語と数学のテストの成績が悪化することが明らかになった。さらに、男性であることと、教育水準が低い場合には影響がより大きかった。 大気汚染物質が具体的にどのように脳に作用するのかについては、科学者や公衆衛生の職員などがいまも研究を続けている。 「おそらく脳の『白質』という部分により大きなダメージを与えるのではないかと推測して

    大気汚染で認知能力が低下、年齢が高いほど顕著
  • 5300年前に死んだアイスマン 食料持参で山に

    アイスマン(愛称エッツィ)の最後の事となった動植物の正確な種を突き止めようと、彼の胃から内容物のサンプルを取る研究者たち。(PHOTOGRAPH COURTESY SOUTH TYROL ARCHAEOLOGY MUSEUM, EURAC/M.SAMADELLI) エッツタール・アルプスの氷河で見つかった「エッツィ」と呼ばれる5300年前のミイラ――「アイスマン」の通称で知られるこのミイラの胃は、来あるはずの場所になかった。ミイラとなって胃の位置が変わってしまい、発見から20年近く研究者たちは胃がどこか分からないままだった。しかし2009年、新しいX線スキャンで撮影した画像から、ついに胃を発見。通常は肺の下部がある肋骨の下に、なぜか胃は押し上げられていたのだ。しかも、胃はべ物でいっぱいだった。(参考記事:「アイスマンをめぐる5つの意外な事実」) アイスマンは、1991年に2人のハイカ

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