What we learned from our failure at Cookpad Mart to increase the probability of success in product development
研究開発部の原島です。部のマネージメントのかたわら、自然言語処理関連の開発に従事しています。本エントリでは、最近社内で開発した自然言語処理システムを紹介します。 ■ 「しょうゆ」のバリエーションは 100 種類以上 クックパッドで以前から解決したかった課題の一つに材料の名前(以下、材料名)の正規化があります。 クックパッドのレシピは複数の材料から構成され、各材料は名前と分量から構成されています。例えば、上のレシピの一つ目の材料は「豚薄切り肉」が名前で、「200g」が分量です。 さて、この材料名はこのレシピでは「豚薄切り肉」という表現でした。しかし、他のレシピでは「豚うす切り肉」という表現かもしれません。「豚うすぎり肉」や「ぶた薄切り肉」、「豚薄ぎり肉」等の表現もありえますね。 これは異表記同義(いわゆる表記揺れ)の問題ですが、同様の問題は他にも沢山あります。例えば、以下のようなものです。
こんにちは。技術部検索グループの兼山(@PENGUINANA_)です。 クックパッドの中でレシピ検索はレシピをのせる人とさがす人をつなぐ大事な仕組みです。 今回はレシピ検索を運用改善していく上での工夫のうち、他の検索システムでも役立ちそうな内容を紹介させていただきます。 改善ポイントを発見しやすくする 工夫1. 検索語をモニタリングする search monitorという社内ツールを作りました。前日の検索傾向を表示できます。 このツールは以下の作業をサポートします。 検索語をUU(ニーズ)が多かった順に知る キーワードごとに何人に使われたのかを知る ユーザーが実際に目にする検索結果を素早く確認する レシピが1品も見つけられなかったキーワードを知る 他にも「キーワードごとにどのようなキーワードと組み合わされやすいか」、「その検索語のCTRはどの程度か」、「その検索語は何時頃あるいは何曜日によ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く