そういえば、「指示待ち族」って、いつから使われるようになった言葉なんだろう。 ゆとり世代が社会に出るようになったころだろうか。 先日わたしは、 「後輩が指示待ち族でさぁ。いちいちぜーんぶ確認してくるの。もう自分でやったほうが早いって思っちゃうわ~」 という友人の愚痴を聞きながら、梅酒の水割りを片手に苦笑いしていた。 というのも、「指示待ち族」に心当たりがあったからだ。 「指示を待たれるほう」ではなく、「指示を待つほう」に。 いまはフリーランスとして自分の裁量で働いているわたしも、学生時代の居酒屋バイトでは、絵に描いたような「指示待ち族」だった。 でもいま思い返しても、それはしょうがないことだったと思ってる。 フリーターが仕切る居酒屋では新人のバックれが続出 指示待ち族は批判されがちだし、たしかに褒められることではない。 でも、その人は自分で考えられないから指示待ち族になったのか、それとも考