インドネシア・マレーシアの油ヤシプランテーションは年7%増加 インドネシア、マレーシア、パプアニューギニアの約350万ヘクタールの森林が、1990年から2010年の間に油ヤシプランテーションに転換されたという包括的な調査結果を、持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)が公表した。 この研究は、様々な機関に所属する研究者の国際チームが行い、一連の7本の学術論文として発表したもので、3カ国における土地利用変化と油ヤシ生産拡大に起因する温室効果ガス排出量の推定、油ヤシ生産の社会的影響および環境影響の評価、域内の油ヤシ産業の将来の成長予測、泥炭地を開拓してつくられたプランテーションの炭素排出量と炭素貯蔵量の詳しい算定方法を扱っている。 研究結果はパーム油産業の評判の実態を、プランテーションに転換された植生タイプとして明示した。例えば、期間内に造成されたプランテーションの37%が森林を犠牲にし