世界中で繰り広げられるレイプ事件の構造 レイプとは、加害者が同情され、被害者が非難される犯罪である。 今年の8月、群馬県前橋市で、映画撮影中だった俳優の高畑裕太が、滞在していたホテルの従業員をレイプしたとして逮捕された。事件は示談で解決したが、その後、高畑の弁護士は、「違法性の顕著な悪質な事件ではなかった」とする声明を発表した。暴力によるレイプなどではなく、高畑は合意の上でのセックスだと思っていたが、それをあとからくつがえされたのだと強く示唆したのだ。 加害者が合意だと思っていれば――無理やりのセックスだと思っていなかったなら、それはレイプにはならないかもしれない、というのだ。示談交渉には元暴力団関係者がかかわっていたとされ、あたかも高畑は合意のセックスで金を脅し取られた犠牲者であるかのような報道がされる。被害者と加害者はきれいに逆転しているのだ。 それはこの事件に限ったことなのだろうか?
2015年に世界で環境保護活動家の殺害が報告されたのは185件で、内半数以上の殺人がブラジル (50) 、フィリピン (33) 、コロンビア (26) で起きていた。先住民族は世界人口のおよそ5%にあたるが、グローバル・ウィットネスが報告した2015年の殺人事件における約40%の被害者が先住民族であった。採鉱/採掘産業部門が10カ国の42件の殺人事件に関与していた。 環境問題に立ち向かうには危険な時代である。ロンドン拠点のNGO団体、グローバル・ウィットネスが発表した報告書によれば、産業プロジェクトから森林、河川、土地を守ろうとする人々が2015年に殺害された数は過去最多になったという。 報告書/ オン・デンジャラス・グラウンド は、2015年に世界16カ国で殺害された185人の環境保護活動家について記載している。その数はグローバル・ウィットネスが2002年からデータを収集し始めて以来もっ
米ワシントンD.C.にある米連邦捜査局(FBI)本部ビルのロゴマーク(2007年8月3日撮影、資料写真)。(c)AFP 【10月15日 AFP】米連邦捜査局(FBI)は14日、児童売春をあっせんしていた人身売買組織を全米で一斉摘発し、未成年者149人を救出したと発表した。最年少の被害者は12歳だという。 FBIのジェームズ・コミー(James Comey)長官は今回の摘発について、全米135都市の捜査機関が協力して行ったとして成果をたたえた。摘発はホテルやカジノ、ドライブインなど、売春あっせん業者や顧客が頻繁に利用する場所で行われた。 この一斉摘発は、FBIが2003年に立ち上げた児童買春撲滅プログラム「イノセンス・ロスト(Innocence Lost)」の一環。「クロスカントリー(全国)作戦(Operation Cross Country)」と名付けられた今年の摘発では、あっせん業者15
パキスタン・イスラマバードで、児童性的虐待疑惑に抗議してプラカードを掲げる人権活動家ら(2015年8月10日撮影)。(c)AFP/Aamir QURESHI 【8月11日 AFP】パキスタン・パンジャブ(Punjab)州の村で、200人以上の児童が性的虐待を受けていた疑惑が浮上し、10日までに12人の容疑者が逮捕された。被害者の弁護士は、警察当局が事件を黙認していたと主張。また活動家らは、事件は氷山の一角に過ぎないと述べている。 被害児童の弁護士、ラティフ・アフメド・サラ(Latif Ahmed Sara)氏によれば、25人の男からなる犯行グループが、少なくとも280人の児童に性的虐待を行い、その様子を撮影した数百本の動画を被害者の親の脅迫に利用していたという。 スキャンダルの中心となっているフセインカーンワラ(Hussain Khanwala)村があるパンジャブ州は、与党パキスタン・イス
*1 埼玉県警とイギリス鉄道警察(BTP)の対照的な痴漢対策の事例が報道されている。この2つの事例について私には大きく分けて2つの決定的な差異があるように思われる。 痴漢と対峙する主体が日本では被害者、イギリスでは警察 啓発・警告にとどまらない(バツ印を能動的につける)ってところで男女それぞれの側の「怖さ」を刺激するんだ。— Cook⚡生還しました。後遺症なし!詳細はピン留め (@CookDrake) 2015年4月17日 Cookさんがツイートしているように、埼玉県警の「チカン抑止シール」の「×」印を痴漢の手に付ける「証拠」生成機能は男女双方の恐怖心を刺激している。まず、被害者が痴漢に対して、シールを押し付けるような能動的な行動に出るのは怖くてできないのではないかということ。そして、男性側から見ると、「×」スタンプによって痴漢冤罪を押し付けられる恐怖があるわけだ。 Twitterを見ると
The trade in illegal wildlife is a $19 billion annual business with ties to the Russian mob and Islamic extremists, and there’s one place the world turns to investigate the crime: a federal forensics lab (and curiosity cabinet) in a hippie town in Oregon. EVIDENCE ROOM The mammal reference collection at the U.S. Fish and Wildlife Forensics Service Laboratory is filled with deer, rams and antelopes
ワシントン条約で取引が規制されているクスクスなど希少動物6匹を密輸しようとしたとして、大阪府警生活環境課は24日、寝屋川市中神田町、動物販売業荒木政人(48)と大阪市東住吉区公園南矢田、自営業・半田隆(38)両容疑者を関税法違反(無許可輸入未遂)容疑で逮捕した。 半田容疑者は容疑を認めたが、荒木容疑者は「密輸はしたが、別の動物と思っていた」と一部否認しているという。 発表では、荒木、半田両容疑者は共謀して1月23日午前8時30分頃、ハイイロクスクス4匹とマレーパームシベット2匹を関空から密輸しようとした疑い。 50歳代の女性が、クスクスなどを入れたキャリーバッグをシンガポールから関空に持ち込もうとしたが、バッグの中で動物の鳴き声がしたため、発覚。女性は「半田容疑者に6万円で頼まれた」と話しているといい、府警は同容疑で女性から事情を聞く。 府警によると、ハイイロクスクスは1匹30万円程度で取
米シカゴ(Chicago)で起きた発砲事件の現場に張られた規制線(2013年5月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【2月17日 AFP】米ペンシルベニア(Pennsylvania)州で、夫と共に男性を殺害したとして逮捕・訴追された19歳の少女が、他にも米国の数州で少なくとも22人を殺害したと話していることが、地元紙の16日の報道で明らかになった。 地元紙デーリー・アイテム(Daily Item)のインタビューに応じたミランダ・バーバー(Miranda Barbour)容疑者は、昨年11月に刺し殺した42歳の男性が、連続殺人の最後の被害者だったと語った。 ミランダ容疑者は、情報交換サイト「クレイグスリスト(Craigslist)」で知り合ったこの男性と、100ドル(約1万200円)で性交渉に応じることに同意した後、夫のエリオット・バーバー
排外デモ批判の記者を脅迫容疑=会社員男を書類送検−大阪府警 排外デモ批判の記者を脅迫容疑=会社員男を書類送検−大阪府警 在日韓国・朝鮮人の排斥を主張するデモを批判したフリーライターの女性(41)を脅したとして、大阪府警は3日、脅迫容疑で東京都品川区戸越、会社員の男(28)を書類送検した。府警によると、「デモを批判する女性の記事を読み腹が立った」と容疑を認めている。 送検容疑は、2月11日、女性が開設したインターネット掲示板に「良い朝鮮人も悪い朝鮮人も追い出そう。女性は殺そう」などと書き込み、脅した疑い。 同課によると、男は「在日特権を許さない市民の会」のメール会員という。同月9、10両日に新宿区などで行われたデモに参加しており、女性はニュースサイト「ガジェット通信」にデモを批判する記事を寄せていた。(2013/07/03-17:52) 前の記事へ 次の記事へ
神社の境内に立つ、「ご神木」。地域の信仰の対象として大切にされ、中には樹齢数百年というものも珍しくありませんが、今、そのご神木が各地で不自然な枯れ方をするケースが、四国を中心に相次いでいます。 ご神木に何が起きているのか、松山放送局の大西由夏記者と田畑佑典記者が取材しました。 “ご神木が枯れた” ことし7月に愛媛県東温市で、ご神木が枯れているのが見つかりました。 約1300年の歴史を持つ神社「総河内大明神社」の境内で2本のヒノキだけが枯れていたのです。 いずれも樹齢500年を超え、幹周りは4メートル前後の大木で、地元では当初、老木なので寿命で枯れてしまったのではないかと考えられていました。 ところが約1か月後、神社の管理を任されている地域住民のもとに、ある木材業者が訪ねてきました。 業者は「枯れた木は危ないから早く切ったほうがいい。自分たちが伐採して買い取ろう」と話したといいます。
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