トリップアドバイザーの予約会社ビアターは、動物愛護の面で問題と言われてきた動物アトラクションのチケット販売を終了すると発表した。これには、イルカと一緒に泳ぐなどの体験を提供するものも含まれている。(PHOTOGRAPH BY NORBERT WU, MINDEN PICTURES) 旅行クチコミサイト大手の「トリップアドバイザー」とそのチケット販売会社ビアターは10月11日、野生動物を残酷に扱う観光地のチケット販売を終了すると発表した。これまでは旅行の宣伝時に動物愛護を考慮することに抵抗を示していたが、方針を転換した。 世界有数の人気を誇る旅行情報サイトであるトリップアドバイザーは、ゾウに乗ったり、イルカと泳いだり、トラなどの珍しい動物に触ったりできるチケットの販売を取りやめた。この動きは、ロンドンに拠点を置く動物愛護団体ワールド・アニマル・プロテクションが1年半におよぶ反対キャンペーンを
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