ギリシャ・スパルティ近くで発見されたミケーネ文明時代の古代宮殿跡(2015年8月25日提供)。(c)AFP/MINISTRY OF CULTURE/GESAFIDIS XENIKAKIS 【8月26日 AFP】ギリシャの文化省は25日、同国の考古学者チームが、ミケーネ文明時代(Mycenaean Age)の古代宮殿跡を発見したと発表した。遺跡からは、同時代の重要な古代ギリシャ文字の碑文が出土したという。 宮殿跡は、同国南部の都市スパルティ(Sparti)近くで発見された。紀元前17~16世紀頃に建てられた可能性が高く、約10の部屋を確認できた。 考古学者チームは同遺跡から、崇拝対の象物、粘土製の小像、雄牛の頭部の装飾が施された杯、剣、壁画の断片などを発見した。 2009年以降にこの地域で行われた発掘調査では、宗教儀式、名前、場所などを記述する「線文字B(Linear B)」と呼ばれる古代文
![古代ミケーネ文明の宮殿跡を発見、ギリシャ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/32e7b67ed120605a09daecd03e23233c5e39ba72/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F6%2F1000x%2Fimg_e608750ac155d596e1abd25ea14d842b254323.jpg)