まことに、恐れ入ります! さっそくですが、アラマタ先生といえば 「延々と本を読み続ける博覧強記」 というイメージで 一般に知れ渡っておりますが‥‥。
まことに、恐れ入ります! さっそくですが、アラマタ先生といえば 「延々と本を読み続ける博覧強記」 というイメージで 一般に知れ渡っておりますが‥‥。
「夏休み」というのは、ふたりの音楽ライターの名前です。 コンビというと漫才みたいだし、バンドではないし、 ほんとは会社の名前なんだろうけれど、 三田 挌さんと水越真紀さんのふたりに、 会社って言葉は似合わない。 彼らは、とにかく「好きになるちから」がある。 いまは、「フィッシュマンズ」というバンドを 好きになっている最中で、ぼくも、この人たちのおかげで このバンドを聴くようになった。 いい。 これは間違いなく言えるのだが、 「みんなの音楽」かというと、そうだという自信はない。 そんなフィッシュマンズのことを、 ずっと、しつこく考えていく ディープなページになるでしょう。 「2年8カ月」 初めて聞いた言葉はなんだったかな。 確か、「よく知ってますよね」だったな。 彼の言葉はそんな風に始まり、 僕は「どうして、りぼんと契約したんですか?」と 聞き 返したんだと思う。 それは本当に知りたかったこ
イエスは最後に、マルコ伝では 「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」 (神よ、神よ、なぜわたしを見捨てるのか) といって息絶えたというところがあります。 この部分で吉本さんは イエスは結局、 自分を信じきれなかった、と 語っています。 千年に一度しか出現しない人も そうだった、と。 イエスのこの言葉、 「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」 (神よ、神よ、なぜわたしを見捨てるのか) みなさんにはどのように聞こえますか? いろんな解釈のしかたがあるでしょうし、 旧約聖書の詩編からの引用とも言われています。 ぼくは昔、 イエスは「神から遣わされた人の子」だから みんなのかわりにこういうふうに言ったんだな、 と思っていました。 でも、考えてみると、 こう言う以外ないだろうな、とも思います。 割りきってすっぱり 笑いながら死んでいくなんて、 ないことなんじゃないかなぁ。 「俺はご機嫌さ」と言えば、 自
暇になるのが怖くてしょうがないんだ。 オレは、バードウォッチングに行くのは、 まだちょっと無理なんだ。 「ほぼ日」をやっている糸井さんって、 歳とったと思えないから、正直言って オレはちょっとつらいんですよ。 オレだって、 「あーあ」とか、家で言ってみたい。 「もうオレもなぁ」なんて言ってると、 糸井さんはいろんなとこに出てるし、やってるし、 もう何にも言えなくなっちゃう。 だらけられないですよ。
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 魚や鳥に国境はないわけで。 2008-06-16 こないだ、銚子という港のことを思い出したんだけどね。 銚子ってのは、千葉の大きな漁港だよ。 この街にはね、全国の漁船が着くわけだよ。 青森でも、高知でも、鹿児島でも、北海道でもさ、 とにかくいろんな土地の漁師さんたちが、 船を着けて、陸にあがるわけだよね。 旅館とかホテルに泊まったりもするのかな。 せっかく陸地におりられるわけだから、 街に用事をすませたり、うまいものを食べに行ったり、 いろいろするらしいよ。 詳しくは知らないけどさ、そうだろうよ。 この話を最初に聞いたときに、 ちょっといい感じでくらっとしたんだ。 鉄道を使って移動することと、クルマで走ること以外に、 海路というものがあるんだ
イタリアンマンマというのは、 イタリアのごはんのこと、じゃなく イタリアのお母さんのことですよ。 1982年、宝飾デザインを学ぶため、 イタリアへ留学した木戸愛さんは、 現地で日本人画家のご主人と出会い、結婚。 3人のお子さんを育てながら、 イタリア各地を転々とされました。 ペルージャに1年半、リエティに6年、 その後ミラノに20年以上‥‥。 イタリアでふつうの主婦になった木戸さんが、 ご近所のマンマたちに教わった イタリアの家庭料理のレシピを、 「ほぼ日」のみなさんにお分けします。 なんか味のあるイラストも、ね。 母が脳梗塞で急遽、入院をしました。 連絡を受けて帰国ができたのは2日後。 病院のベットに横たわっている母を見て 悲しむより、驚きのほうが先にたちました。 と同時に、感情の渦にのまれず、動揺せず、 今後のことを考えないといけないと思いながらも 頭の中は混乱状態。 「おちつけ」を繰
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 持続可能な。 2009-01-19 「サスティナブル(sustainable)」ということばは、 ま、なんかかっこつけてるような気もするけど、 意味としては、賛成っていうか、いいなと思うなぁ。 サスティーンというと、ギター弾きなんかが、 ずっと続く音という意味で使っていたから、 おそらく「持続する」っていう意味だよね。 そんでもって、「able」がつくんだから可能かい、と。 「持続可能な」ということだよね、つまりは。 とぎれない、ずっと続けられる、そういうことだ。 「ロハス(LOHAS)」の「ス(S)」の字は、 サスティナブルの「s」らしいから、 この、持続可能なっていうことは、流行ってるんだろうね。 これまでのいろんなことが、 いかに「持続
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 吉本隆明さんの語った 「10年、毎日続けたらいっちょまえになる」の話 (後編) 2008-12-08 前回のつづき。 吉本隆明さんが「10年、毎日続けたらいっちょまえになる」と、 断言したことに、ああそういう根拠があったのか、と、 ぼくのなかで何かがつながった話が、後編ということになる。 いったん、前の話を忘れていてかまわない。 吉本さんが話すことを、 ちゃんとわかっているのかどうか、 はなはだ心もとないのだけれど、 とにかく、たし算したらかなりの時間、ぼくは聞いていた。 それなりの長い時間、聞いていると、 さまざまな、別々と思われた話題のなかで、 くりかえし出てくる「法則」のようなものがあることがわかる。 たとえば、「比叡山から下りる」とい
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 さみしさとのつきあい。 2009-03-30 「さみしい」ということばが、 わるいばかりのものじゃないと知ったのは、 写真家の荒木経惟さんの挨拶からだった。 自他共に認める愛妻家の荒木さんの、 奥さまの陽子さんが亡くなって、 独り身になった荒木さんを、 励まそうというような会だったように思う。 会の締めは、やっぱり荒木さん御本人の登場だった。 「俺は、いま、いい感じでさみしいんでさ。 これは、すっげぇいい感じなんで、 しばらく楽しみたいからさ。 邪魔しないでほしいんだよね」 というようなことを言った。 しばらく楽しみたい、いい感じのさみしさ。 ああ、そういうものがあるんだよなぁ、と、 その場のぼくは、すっかり感心してしまった。 そんなことを言
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 おれは生きる、という発想。 2009-02-02 いまみたいに景気がわるくなってきたり、 いろんな循環がうまくいかなくなってくると、 「どうしたらいいんだろう」ということを、 考えることも多くなる。 もともとぼくは心配性だから、 しょっちゅう「どうしたらいいんだろう」なんてことは、 考えてばかりなんだけれど、 いまみたいな状況になると、 あんまり心配性じゃなかった人も、 もともと心配性だった人も、 どっちもが「どうしたらいいんだろう」と、 考えるようになる。 心配性については、 他のこととちがって、 ぼくは大先輩だから、 ある程度は、先輩ぶったことが言える。 と言っても、あんまりたくさんは言えない。 心配のタネというのは、人によっていろいろだ
第2回 彼女と研究、どっちが大切なんだ?(笑) 昨日から、連載をはじめました。 社会心理学者の山岸俊男さんとdarlingの対談です。 (※今回は、少しだけ、対談中の 時間軸をずらしてお届けいたします。 対談の時間的には、 後半に喋られた内容なんだけど、 「ほぼ日」ではじめて山岸さんを見る方には、 おそらく、今回お届けの対談部分が、 「つかみ」に、格好の内容なものですから) 研究、広告、ゲーム、ページ制作などには、 チームでの活動が欠かせないのだけれども、 山岸さんも、darlingも、生産のための組織を、 どうしたいと思ってるの? どこで悩んでるの? そういうような話になっていくところです。 研究きちがいの山岸さんと、 遊びきちがいのdarling。 どちらとも、イってしまえるような 組織を作りたいみたいなのだけど・・・? 肩の力を抜いて、読めるところだと思います。 チームリーダーをした
その『信頼の構造』という本は その次の『安心社会から信頼社会へ』ともども、 「ほぼ日」というちっちゃな船に乗り込んで 大海へ漕ぎだそうとしていたときに 読んだんですけど‥‥もうびっくりしまして。
そうじゃないですね。 だから、いま思えば、監督の作戦に ハマったのかなとも思うんですけど、 オールスター明けくらいから、 「試合に出られないなら、どうすればいいか」 っていうふうに考えはじめるんです。
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