折り紙の作品から子供の成長を感じる うちの娘(6歳)は保育園で作った折り紙の作品をリュックにたっぷりと詰め込んで帰ってきます。私は患者さんと訓練として折り紙を折る機会が多いのですが、「へぇ~、こんな複雑な作品が作れるんだ!」と感心してしまうほど、最近では折り紙の腕前が上がっている事を感慨深く眺めてしまいます。 折り紙というのは、 「身体」 → 指先の細かい動作が必要である 「頭」 → 頭の中で立体を想像しながら行う 大きく分けて上に挙げた二つの機能が必要な課題で、リハビリの世界では「構成課題」と呼ばれるものです。積み木とかレゴとかも同じ仲間ですね。 折り紙は構成課題の中でも、指先の細かい動きがとても大切な課題になるので、訓練として用いる場合とても難易度が高いのです。例えば、指先の細かい運動で考えた場合、「積み木→レゴ→折り紙」難易度の順位付けはこんな感じになります。 積み木はこんな大きさの