令和元年の夏、家族4人で夏休みの旅行に高知県西部の四万十川へ遊びに行きました。現地で宿泊したには、元小学校の校舎を利用した川遊び場として有名な「泊まって遊ぶ学校 四万十楽舎」さん。四万十川は世界初となるトンボ保護区を持つ程のトンボ王国であるのを受けてか、コンクリート造りの校舎壁面には大きなトンボが描かれており、その下の四万十川と子供達が描かれた壁の端には「西土佐村立中半小学校」と書かれた木札が掛かっていました。 台風銀座で高温多湿、都市部より遠く山がちで開発に向かない土地。最後の清流との枕詞を持つ四万十川は直線化された箇所は少なく、蛇行率全国ナンバーワンの一級河川で、四万十楽舎はその全長196キロメートル河口より20キロ程遡った場所にあります。周囲の航空写真(赤〇が四万十楽舎)を見ても分かる通り、この地域は山域に流れる四万十川沿いにできた僅かな土地に人々が暮らしていた場所で、以前は地域の9