「低カロリーはヘルシーか」という記事を書いて読者の方から興味ある反論をいただいた。また偶然、本日、ある小さな図書館で本を読んでいたら、「過食と拒食」について2冊の本があり、とても興味深かった。 このことと、医学雑誌で読んだ「シマウマはなぜ太らないか」ということと3つの情報を元にいろいろ、考えてみた。とても面白い。今回は拒食症の整理をしてみた。 拒食症や過食症という摂食障害が社会で問題になるほど増えてきたのはヨーロッパでは1960年代から、日本では1970年代からである。この時期はヨーロッパ、日本ともに高度成長期に当たっているが、そこでどのような変化があったのか、それと個別の拒食症や過食症の患者さんたちの研究と合わせて、この2つの疾病の主な原因は「ダブルスタンダードによる避け得ないストレス」であることが推定されている。 私が摂食障害の2冊の本を読んだ感じではかなり確実なような感じだ。もとより