なんとなく感じていることにすぎないのだけれど。 ぼくたち人間や世の中にとって何が大切か、というような話をしていると、機嫌が悪くなる人がいる。 そんなことを考えていたって1円の稼ぎにもならないと言ってイライラしはじめる。 一方で、どうやったらお金が儲かるか、あるいは節約できるか、という話をしていると、機嫌が悪くなる人もいる。 そういう人は、あからさまに不機嫌になるというよりも、大切な話をしているのはわかっていますよ、と物分かりのいいふりをしながら、しかし心の中で舌を出している感じがする。 あるいは、多くの人は、状況や場面次第で、その両方の立場になる可能性があるようにも思う。 かく言うぼく自身がそうだ。 基本的には、お金のことなんて気にせずにどうでもいいことをずっと考えながら暮らしたいのだけれども、いざ儲かりそうな話があると夢中になったり、あるいは結果的には大して給料に反映されることもないとい