tamakyのブックマーク (54)

  • インターネットで書く、という危険な行為をする理由。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    若い頃のぼくの夢は、書くことを仕事にすることだった。 もっと言うなら、やりたいことと、やらなければいけないことを完全に一致させたかった。 当にやりたいことは別にあるのだけど、今は難しいから色々と我慢しているんだと言い訳をしながら生きたくなかった。 そういう、若者特有のある種の潔癖さにこだわっていた。 しかし実際に仕事をしてみると、そういった完全一致の瞬間というのはほんのわずかしかないし、それ以外のほとんどの時間は当にやりたいことでも当にやらなければいけないことでもどっちでもない、なんだかよくわからないもののために費やされてしまって、気がつくとすっかり年を取ってしまっていた。 いや、それは自分に対してあまりに不当な評価だ。 ぼくはぼくなりに、なんとか両者を合致させようともがき続けてきた。 そして今、若い頃とはまったく違う状況の中にいて、当時の理想とはかけ離れた仕事をしているけれども、年

    インターネットで書く、という危険な行為をする理由。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
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    tamaky 2021/06/02
  • 楽になるのは、まだ早い。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    なんとなく感じていることにすぎないのだけれど。 ぼくたち人間や世の中にとって何が大切か、というような話をしていると、機嫌が悪くなる人がいる。 そんなことを考えていたって1円の稼ぎにもならないと言ってイライラしはじめる。 一方で、どうやったらお金が儲かるか、あるいは節約できるか、という話をしていると、機嫌が悪くなる人もいる。 そういう人は、あからさまに不機嫌になるというよりも、大切な話をしているのはわかっていますよ、と物分かりのいいふりをしながら、しかし心の中で舌を出している感じがする。 あるいは、多くの人は、状況や場面次第で、その両方の立場になる可能性があるようにも思う。 かく言うぼく自身がそうだ。 基的には、お金のことなんて気にせずにどうでもいいことをずっと考えながら暮らしたいのだけれども、いざ儲かりそうな話があると夢中になったり、あるいは結果的には大して給料に反映されることもないとい

    楽になるのは、まだ早い。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
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    tamaky 2021/05/23
  • Modern Syntax

    これ見たら「なんでいままでこういうのなかったんだろう」と思いました。 作ったのはサンフランシスコのインタラクティブ・テクノロジー企業Augmental社で、ボクシングのマウスピースみたいな形状で口の中に入れるのですが、舌が当たる部分にセンサーが付いていてそれを使ってマウスカーソルを操作することができます。なのでMousepadではなく「MouthPad^」という名前になっております。 怪我や病気で手足が不自由になった人々がコンピュータを操作する時って、これまでは視線を使ったりしていましたけど、これだともっと正確で直感的ですよね。 Bluetoothを使っているのでPCMacといったコンピューターやスマートフォン、タブレットでも使えるというのが素敵です。 舌は左クリックやクリック&ドラッグに使われ、口をすぼめるジェスチャーで右クリックを実現しているそうです。 まだ開発中のようで値段等は掲載

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    tamaky 2012/12/11
    選ばれた!
  • 不要なメルマガ広告はspamフォルダではなく配信拒否(オプトアウト)しましょう - 昼メシ物語

    一般にspamと呼ばれる電子メールには2種類あります。オプトイン(配信承諾)して受け取ったメールと、オプトインしてないのに届いたメールです。 この記事は、インターネット全体の利益を考えるなら、オプトインして受け取ったメール広告を迷惑に感じたら、spamフォルダに入れて放置するのではなく、配信拒否(オプトアウト)するべきであることを促すものです。 (追記:なお、お肉のほうのスパムは大文字のSPAMで、迷惑メールのほうは小文字でspamと書くそうです。コメントありがとうございます) オプトインとオプトアウト あなたがメールを受け取る意思を表明することを、オプトインと呼びます。 反対に、「このメールは受けとりたくない!」という意思を表明することを、オプトアウトと呼びます。 例えば、楽天などのネットショップで買い物をした時に、「メールマガジンに登録する」というチェックボックスがあったとします。これ

    不要なメルマガ広告はspamフォルダではなく配信拒否(オプトアウト)しましょう - 昼メシ物語
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    tamaky 2012/11/07
  • 環境省が推進するがれき広域処理の意味――前編:大量のがれき - はてなブックマークニュース

    こんにちは。はてなブックマークニュースはこのたび、環境省の広報業務をお手伝いすることにしました。記事のテーマは東日大震災の被災地で発生したがれきの広域処理です。記事は、前編と後編の2で構成します。この前編では、被災地のがれき広域処理の現況と、その必要性を取材をもとにまとめます。取材と執筆は、ジャーナリストの津田大介さん(@tsuda)です。(編集部) (※この記事は環境省の提供によるPR記事です) 「みんなの力でがれき処理」――。環境省は、東日大震災で発生した宮城県、岩手県の災害廃棄物(がれき)の広域処理を推進している。広域処理とは、被災地で発生したがれきを、被災地以外の場所で処理すること。あわせて環境省は、テレビや、新聞、ネットで大々的に、この広域処理についての広報キャンペーンをしている(記事もそのキャンペーンの一環として取材・執筆されている)。 テレビCMは環境省の広域処理情報

    環境省が推進するがれき広域処理の意味――前編:大量のがれき - はてなブックマークニュース
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    tamaky 2012/06/18
  • 環境省が推進するがれき広域処理の意味――後編:放射性物質拡散の実際 - はてなニュース

    こんにちは。はてなブックマークニュースは、環境省の広報業務をお手伝いしています。記事のテーマは東日大震災の被災地で発生したがれきの広域処理です。記事は、前編と後編の2で構成します。2012年3月29日に掲載した前編では、被災地のがれき広域処理の現況と、その必要性を取材をもとにまとめました。この後編では、がれき広域処理の安全性を見ていきます。取材と執筆は、ジャーナリストの津田大介さん(@tsuda)です。なお、当初4月上旬としていた記事の掲載予定が遅れ、6月になりました。遅れた理由は、調査、執筆、追加取材、検証などに想定よりも長い時間が必要だったためです。掲載が遅れたことを深くお詫びいたします。(編集部) (※この記事は環境省の提供によるPR記事です) ◇ ◇ ◇ 環境省が推進するがれき広域処理、その反対の声は根強い。この記事の前編でも述べたとおり、批判の根拠は大まかに2つある。1つはが

    環境省が推進するがれき広域処理の意味――後編:放射性物質拡散の実際 - はてなニュース
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    tamaky 2012/06/18
  • 捏造に予防原則を適用せよ - ( →_→) 『捏造なう』 - buveryの日記

    先日、私が、『福島のプルトニウムは無視して良い』と考えるわけという記事の中で、『プルトニウムフェチ』の人がいると書きましたが、その人の名は上杉隆と言います。彼の書く放射線関連の記事は、ほとんど間違っていると私は評価していて、それは、別に驚く事ではありません。 しかし、今度ドブレイユさんが引用されているzakzakの記事は、『間違い』ではなく、捏造であると私は思います。それは、私にとっても驚きでした。私が捏造だと判断する理由を以下に説明します。 郡山についての間違いだらけの、しかもWall Street Journalの記者のコメントを捏造した顛末については、皆さんご存知の通り以下にまとまっています。 上杉隆、夕刊フジで捏造記事か?! http://togetter.com/li/276770 私は、上杉隆は、放射能の人体に対する影響について、単に無知であると思っていましたが、コメントを捏

    捏造に予防原則を適用せよ - ( →_→) 『捏造なう』 - buveryの日記
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    tamaky 2012/04/19
  • 書評を楽しむための専門サイト Book Japan

    2013/08/16[新着書評] 『きことわ』朝吹真理子 評者:千三屋 2013/08/15[新着書評] 『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」 評者:新藤純子 2013/06/19[新着書評] 『高円寺 古酒場ものがたり』狩野俊 評者:千三屋 2013/06/18[新着書評] 連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回 『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊県庁チームくまモン 評者:蔓葉信博 2013/05/12[新着書評] 『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ 評者:日向郁 2013/04/04[新着書評] 『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル 評者:千三屋 2013/03/15[新着書評] 【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」 第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること

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    tamaky 2012/02/11
  • 子供と二人で毎日過ごしてた時

    忙しくて家に帰れないけど優しい夫と、生まれたばかりの子供とずっと三人で暮らしてた。親元から離れて、知り合いが余りいないところで、私は出産と育児仕事退職した。子供が大きくなったら復職しよう、保育園に預けて復職しようと思ってた。 一歳二歳のころは、気が狂いそうに辛かった。同時にすごく子供は可愛くて可愛くて寝ているところを見ると胸がキュンキュンしたんだけど、毎日毎日育児だけで話す人も居なくて、インターネットで日記を書いたとしても、むなしくてだめだった。 夫は時間を見つけていっしょに買い物行ったり生協を利用を進めてくれたり、仕事の帰りには買い物してくれたりした。でも帰りはとにかく遅くて、夜の九時とか十時とかで、朝は七時に出ていく。その間私は子供と一緒に過ごしてた。散歩したり図書館行ったり、お話したり、公園行ったり、思いつく限り、色々した。楽しかったと思う。今、当時の子供のビデオをみると、キャー

    子供と二人で毎日過ごしてた時
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    tamaky 2012/02/08
  • 内田樹「呪いの時代に」~異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか(週刊現代) @gendai_biz

    内田樹「呪いの時代に」~異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか 他人を誹謗中傷する人、憎悪と嫉妬を撒き散らす人 自己の正当性ばかりをやたら主張する。他人の揚げ足を取っては喜ぶ。他者の痛みに思いが至らず、幼稚な論理を振り回す。気持ち悪い、変な人間がこの国を跋扈している。あなたの周囲にもいますよね。 呪いをかける人たち 現代日社会は「呪い」の言葉が巷間に溢れ返っています。さまざまなメディアで、攻撃的な言葉が節度なく吐き散らされている。 現実に、ネット掲示板に「死ね」と書かれ、それにショックを受けて自殺する人たちがいる。これを「呪殺」と呼ばずにどう呼べばいいのでしょう。 中世までの日人は、呪いの実効性を信じていました。実際に呪いや祟りで人は死に、それに対する呪鎮の技法も存在した。現代人は、呪いなどというものは存在しないと思っています。でも、私たちの社会でもやはり呪いは活発に機能しています。

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    tamaky 2012/01/12
  • 感情表現について - 内田樹の研究室

    海江田経産相が国会で落涙したことについて、週刊現代から電話取材を受けた。 「どう思いますか?」と訊かれたので、こんなふうに答えた。 どうして「そういうこと」が起きるのか。 理由は二つ考えられる。 一つは「感情表現が抑制できない人が増えている」という解釈。 一つは「感情表現について抑制的である必要はない」という考え方が広く定着したという解釈。 たぶん、その両方の理由によるものだと思う。 感情は自分の内面に根拠をもっていると私たちは思いがちだが、ほんとうはそうではない。 脳科学が教えるところによれば、私たちは感情を外部にあるものの模倣を通じて学習するのである。 ミラーニューロンの働きについてはこれまでも何度も書いてきた。 他人がある動作をしているときに、それを見ているものの脳内ではそれと同じ動作を指示するニューロンが発動する。 ミラーニューロンは、行為をするときにも、知覚するときにも動くのであ

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    tamaky 2011/08/20
  • 暴言と知性について - 内田樹の研究室

    復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それを怠ってはならないということを述べ、しかるのちに「来客を迎えるときの一般的儀礼」について述べた。 仮に日語を解さない人々がテロップに訳文だけ出た画面を見たら、「どうして、この発言で、大臣が辞任しなければならないのか、よくわからない」という印象を抱いたであろう。 傲慢さが尋常でなかったから、その点には気づいたかもしれないが、「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような

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    tamaky 2011/07/06
  • 小国寡民のエネルギー政策 - 内田樹の研究室

    先週、中津川市加子母というところを訪れた。 凱風館の工事をお任せしている木造建築専門の中島工務店の中島紀于社長にお招き頂いたのである。 中島工務店は「知る人ぞ知る」木造建築技術のトップランナーであるが、私はもちろんそういうことをまるで「知らない人」なので、光嶋くんから「こういう業者もありますけど」と紹介してもらって知ったのである。 そのとき、中島工務店がこれまで作ってきた建築物のカタログを見せてもらって、「おおお、ここだ」と内心勝手に決めてしまった。 どこがどう「びびび」と来たかのかを言うのはむずかしい。 あえて言えば中島工務店の作る建物には「もどかしさ」があったのである。 何かひどく「言いたいこと」があるのだが、与えられた条件ではそれがうまく言えないので、じたばたと地団駄踏んでいる・・・というような感じがしたのである。 われわれが外国語で話すときに、言いたいことがうまく言えないで、もどか

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    tamaky 2011/06/16
  • メルトダウンする言葉 - 内田樹の研究室

    神戸大学都市安全研究センター主催、岩田健太郎さんがコーディネイターをつとめる「災害時のリスクとコミュニケーションを考えるチャリティー・シンポジウム」が日曜にあった。 参加者は岩田健太郎(神戸大学都市安全研究センター、神戸大学医学部教授)、上杉隆(ジャーナリスト)、藏一也(神戸大学大学院経営学研究科准教授)、鷲田清一(哲学者、大阪大学総長)と私。 チャリティ・シンポジウムなので、そこで発生するあれこれの収益は被災地に寄付される。 上杉さんの名前は茂木さんのツイッターでよくお見かけするが、私は初対面。記者クラブの閉鎖性と日の既存メディアの退嬰性を徹底的に批判している独立系ジャーナリストである。 藏先生はビジネスにおけるリスク・マネジメントの専門家。 私はいったい何の専門家として呼ばれたのか、よくわからない。 「どうしていいかわからないときに、どうしていいかわかるための能力開発」の専門家と

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    tamaky 2011/06/14
  • 「アーティスト様」を甘やかさなくていいです

    母も姉も私も美術系の仕事で 人に言わせりゃアート一家ってことになるだろうが 私は当にアーティスト様って奴が嫌いだ。 だいたい世の中の非美術の人が良くないのだけど とにかく作家と言うものに対して好意的な誤解や情状酌量の用意を持ちすぎている。 「芸術家気質」とさえ言えば、非常識や奇矯な振る舞いが許されるようになっている。 度を越して非社会的、生活態度が堕落的、約束を守れない、言うことが幼稚、 …のような欠点が、むしろ何か創作的な才能の証明として美点のように取り扱われてしまう。 いいですか。 すべてのクリエイターっぽい職業人や学生で、幼稚な人や変な人がいたら、 それは特殊な才能の副作用でそうなっているのではなく、 単に世間並みの経験や責任から逃げ続けたせいでそうなってるだけです。 だいたい「アマデウス」みたいなものが”アーティスト”像として一等に出てくるの状況が良くない。 アーティストに馴染み

    「アーティスト様」を甘やかさなくていいです
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    tamaky 2011/06/13
  • 「科学の目」で原発災害を考える/社会科学研究所所長 不破哲三

    パンフレット 発売中 「科学の目」で 原発災害を考える 注釈・図版付き 不破哲三 (社会科学研究所所長) A5判40ページ 定価150円(税込)送料80円 「前衛」 2011年6月号 増刷 原子力政策、原発問題での日共産党の国会質問を収録 (1976年~2010年) 定価710円(税込)送料92円 単品のご注文承ります。 ●ご注文はメールで。くわしくは→ 今日は「古典教室」の第4回。第3回が2月1日で、それから3カ月と9日たちました。この間に、東日大震災といっせい地方選挙という二つの大問題がありました。最初に、震災の犠牲者への追悼の気持ちとともに、二つの大問題に直面してがんばってこられた全国のみなさんに、感謝と激励のあいさつを送りたいと思います。(拍手) 今日の予定は『経済学批判・序言』ですが、いきなり「あのマルクスは…」という感じにはならないので、この3カ月間を経ての「古典教室」らし

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    tamaky 2011/06/04
  • 脱原発の理路 - 内田樹の研究室

    平田オリザ内閣官房参与は17日、ソウル市での講演で、福島第一原発で汚染水を海洋に放出したことについて、「米国からの強い要請があった」と発言したのち、翌日になって「不用意な発言で、たいへん申し訳なく思っている」と発言を撤回して、陳謝した。 発言について平田参与は「この問題には全くかかわっておらず、事実関係を確認できる立場でもない」として、事実誤認であることを強調した。 内閣官房参与、特別顧問の「失言」が続いている。 平田参与の前に、3月16日には笹森清内閣特別顧問が、菅首相との会談後に「最悪の事態になった時には東日がつぶれることも想定しなければならない」という首相の発言を記者団に紹介した。 4月13日には松健一内閣官房参与が「原発周辺には10~20年住めない」という首相発言を紹介したのち、撤回した。 震災直後に内閣官房参与に任命された小佐古敏荘東大大学院教授は、政府の原発事故対応を「場当

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    tamaky 2011/05/20
  • 国旗国歌と公民教育 - 内田樹の研究室

    橋下徹府知事率いる大阪維新の会は「君が代斉唱時に教員の起立を義務化する条例案」を今月の府議会に提出する。 府教委はこれまで公立学校に対しては「教育公務員としての責務を自覚し、起立し斉唱する」ことを文書で指示してきた。この三月には卒業式の君が代斉唱時に起立しなかったとして、公立中学教諭が戒告処分を受けている。 維新の会は「思想信条の問題ではなく、従来の教委の指導を遵守するように求める条例である」と説明している。府知事は、教育公務員が教委からの指示に従わないのは業務命令違反であり、今後とも指示に従わないというのなら辞職すべきであるという、さらに強い態度を取っている。 国旗国歌問題については、これまでも何度も書いてきた。私が言いたいことはいつも同じである。 国旗国歌は国民国家の国民的統合の象徴である。 そうであるなら、ことの順番としては、まず「自分が帰属する国民国家に対する、静かな、しかし深く根

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    tamaky 2011/05/17
  • 兵站と局所合理性について - 内田樹の研究室

    兵站についてツイッターに昨日少し思うことを書いた。 まず、それを再録しておく。 昨日言い忘れたことのひとつを思い出しました。logistics のこと。兵站学。義は「輸送、宿営、糧、武器、人馬の補給管理、傷病者の処置などに関する軍事科学の一分野」。日陸軍は伝統的に兵站を軽視したことで知られています。 司馬遼太郎が書いていましたが、日露戦争のとき、兵士は数日分の糧しか持たされず前線へ送られたそうです。「あとは現地で調達(強奪)せよ」ということです。伝統的に日陸軍はそうだった。 今回の震災の危機管理を見て、「これは日陸軍だ」と思いました。 「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち」という戯れ歌のうちに大日帝国戦争指導部の兵站軽視は反映していますが、同じことが今も続いている。前線の「兵士」の活躍は大きく報じるけれど、それを支える兵站の仕事を高く評価する習慣はない。だから、みんな

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    tamaky 2011/03/24
  • 技術ギークは500年たってもえがちゃんに勝てません

    ネットで有名になりたいのなら、目の眩むような技術力を持っていても、無意味です。宝の持ち腐れ、童貞の巨根です。 蠱惑的な文章力があっても、無駄です。豚に真珠、いわきノブ子に化粧水です。 豊富な人生経験を持っていても、無益です。大衆は小粒の砂金よりも、「ホッテントリ」という焼印が押してある巨大な糞尿袋に集ります。 自己顕示欲が全てを決めますネットで成功したければ、自己顕示欲を持って、しょーもない意見だろうが、サービスだろうが、 ツイッター、はてブSPAM、フェースブック、スパムSEOを使って、大々的に喧伝するべきです。 理由は3つあります。 理由 蓼喰う虫があなたの味方まともな一般良識を持った人間ならばえがちゃんのように「自殺=悪の意識を徹底しよう」「若手のうちは死ぬほど働け!」とか言いません。 それがバカで間抜けなことだと理解できるからです。けれども、広大なウェブの世界ではバカな意見に共感す

    技術ギークは500年たってもえがちゃんに勝てません
    tamaky
    tamaky 2011/03/08