議論やよし、ではあるのだけど、書いている本人、憲法改正を自覚しとんのかな。いや、わかってはいるみたい。 こうした参院の権限にかかわる大手術には、憲法改正が必要になる。 憲法に触れずに参院が担う役割を変える方法も多い。例えば、「衆院は予算重視、参院は決算と行政監視重視」という役割分担をさらに進める。決算を徹底的に洗えば次の予算に生きる。無駄遣い排除の主舞台は参院となる。 政党の看板を背負う党首討論は衆院に委ね、参院は議員個々が自由討議で識見を競う。対決や「政局」は衆院に任せ、参院は政策論争を鍛え個性を磨く。やる気になればすぐにできる。 参院改革を進めるには、選挙制度の大幅な見直しも欠かせない。 反対だね。 国家が暴走し戦争につっぱしるとき、議会は予算停止をもってそれを阻止しなければならない。その仕組みを弱体させる変更なんか、まっぴら御免。