埼玉県川越市のJR川越駅で全盲の女子生徒が通学中に脚を蹴られて負傷した事件から10日余りが経過した。7月には、やはり埼玉県で全盲の男性が連れていた盲導犬が何者かに刺されけがをする事件が発生するなど、視覚障害者に対する非道な行動が次々と明らかになっているが、関係者はこうした事件を“氷山の一角”と指摘する。なぜ、光を失い日常生活に不自由を強いられている人々への嫌がらせやトラブルはやまないのか。しばしば起きていたトラブル「いつぶつかるかと思うと…」 首都圏のベッドタウンでありながら、江戸時代の歴史的な建築物が数多く残ることで知られる埼玉県川越市。その中心部から離れた住宅地の一角に、県立特別支援学校「塙保己一(はなわほきいち)学園」はある。事件にあった女子生徒ら視覚障害を持つ児童生徒が通う盲学校だ。幼稚、小学、中学、高等部普通科、高等部専攻科の各段階で、点字や拡大文字などを使った教育が行われている
![【日本の議論】なぜ起こる視覚障害者や盲導犬への“非道” トラブル・嫌がらせはなくならないのか+(1/6ページ) - MSN産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c63a9d02c6daf634d6f9ec3cb599642d72ab776/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fimages%2Fnews%2F140919%2Fedc14091914450004-p1.jpg)