ブックマーク / www.sankei.com (11)

  • 【経済インサイド】書籍の軽減税率適用めぐり出版団体が攻勢に 財務省は反発

    消費税率の引き上げが来年10月に迫る中、有害図書を除く書籍や雑誌に対して、税率を低く抑える軽減税率の適用を求める出版社団体と、適用に慎重な政府との対立が顕著になってきた。団体は軽減税率が適用される新聞同様、書籍や雑誌も「知識を得るため負担を減らすべき対象だ」と訴える。年末の税制改正に向け、政治家を巻き込んで軽減税率の適用を勝ち取ろうと攻勢を強める。ただ、財務省は適用に強く反発しており、しばらく両者の攻防が続きそうだ。 有力議員も適用を後押し?書籍や雑誌に対し軽減税率を適用するよう求める活動方針をまとめたのが、日書籍出版協会、日雑誌協会、日出版取次協会、日書店商業組合連合会といった出版社を代表する4団体だ。超党派の国会議員でつくる「活字文化議員連盟」と「子どもの未来を考える議員連盟」が6月11日に東京都内で合同総会を開き方針を採択した。 書籍や雑誌の軽減税率については、平成28年度の

    【経済インサイド】書籍の軽減税率適用めぐり出版団体が攻勢に 財務省は反発
  • 公立中学校の図書館にわいせつ扇情的ライトノベル 生徒の要望で公費購入、大阪・門真市(1/2ページ)

    大阪府門真市の市立中学校が図書室の蔵書として購入したライトノベルについて、市議会で「わいせつ扇情的な描写がある」と、公費支出が疑問視されていることが15日、分かった。市教委も胸をほぼあらわにしたような表紙イラストなどから学校図書として「不適切だった」と判断し、生徒への貸し出しは当初から行っていないという。 ■女性教諭が選んだ「エロマンガ先生」「ネトゲの嫁は…」 市教委によると、問題になったのは平成27年度に購入したライトノベル計17冊(1万1千円相当)で、タイトルは「恋愛負け組の僕に、Hなメイドが届きました。」(宝島社)▽「エロマンガ先生」(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)▽「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」(同)-など。 生徒らの「ライトノベルが読みたい」というリクエストを受け、当時の図書室担当の女性教諭がインターネットで検索。人気作品を無作為に選び、内部決裁を経て注

    公立中学校の図書館にわいせつ扇情的ライトノベル 生徒の要望で公費購入、大阪・門真市(1/2ページ)
  • サービス充実の公共図書館 生きがいづくりをアシスト(1/3ページ)

    シニア世代の健康や生きがいづくりを手助けする公共図書館が増えている。シニア向けの蔵書を充実させたり、朗読のイベントを開催したり。充実した日々を過ごすための知恵を紹介し、多くの人の知的好奇心を満たしている。(櫛田寿宏) ◆講演会も 横浜市神奈川図書館は今年3月、館内に「いきいきシニアコーナー」を設けた。「シニアの資産運用」や「超かんたんフィットネスで介護予防」「60代からの着こなしレシピ」など、シニア向けの172冊を1カ所にまとめた。同市神奈川区に住む男性(70)は「出版されたばかりの興味をひかれるさまざまな分野のが無料で読める。年金生活なので当にありがたい」と話す。 同館は、老人福祉センターやシルバー人材センターと同じ建物内にある。比較的年齢層の高い利用者が多いため、シニア向けのサービスを充実させた。文字を拡大して読みやすくする拡大読書機や老眼鏡、ルーペの貸し出しも行っている。 パソコ

    サービス充実の公共図書館 生きがいづくりをアシスト(1/3ページ)
  • 図書館で自習はダメ? 論争再燃 「居眠りは許されるのに」「一般の利用者の妨げ」(1/3ページ)

    地域の図書館で自習をするのは是か非か。受験勉強などの場としても使われてきた図書館だが、読書を楽しむ一般の利用者の妨げになるとして、近年は多くで自習のための利用は禁じられている。大阪市立図書館も現在、24館すべてで自習を禁止。しかし、静かな環境を求める受験生らは多く、自習容認を求める声は根強い。こうした中、大阪市天王寺区では自習解禁への動きも浮上。古くて新しい図書館の自習問題が再燃している。 板挟みの苦悩 「図書館で勉強できへんねん」。天王寺区に住む母親(46)は大学受験を控える長女(18)から、こう相談を受けた。長女は受験勉強のため、休日の午前8時には自転車で30分かけて西区にある市立中央図書館に向かう。しかし午前9時15分の開館前から行列ができ、150の読書席は満席になって座れないことも多い。 大阪市内には24の市立図書館があるが、持ち込んだ資料だけを使った自習は一律禁止。特に各区の地域

    図書館で自習はダメ? 論争再燃 「居眠りは許されるのに」「一般の利用者の妨げ」(1/3ページ)
  • 【討論】図書館で売れ筋の新刊本を貸し出すタイミングは?(1/2ページ)

    深刻さを増す出版不況を背景に一部の大手出版社と作家らが、ベストセラーなどについて新刊発売から一定期間、公共図書館での貸し出しをしないよう求めている。図書館の開業時間の延長やネット予約などサービス拡充によって個人貸し出し数が増え、「売れるはずのが売れなくなっている」というのが出版社側の主張だ。新刊の貸し出し猶予について、新潮社常務の石井昂氏と日図書館協会理事長の森茜氏に見解を聞いた。(村島有紀) 「出版事業の維持に協力を」新潮社常務 石井昴氏 ――昨年来、図書館に対し売れ筋文芸の貸し出し猶予を求める活動をしている。なぜか? 「ベストセラーの大量購入など図書館の貸し出し至上主義については、10年以上前から問題提起している。しかし、全国の図書館の数は、この10年間で400館以上増え、ITによる貸し出しサービスも飛躍的に便利になった。貸し出し冊数は、右肩上がりで4年前からは書籍の実売部

    【討論】図書館で売れ筋の新刊本を貸し出すタイミングは?(1/2ページ)
  • 地元書店の対応割れる 神戸児童連続殺傷事件の加害男性の手記 - 産経WEST

    神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性が出した手記「絶歌」の取り扱いをめぐり、地元の書店で対応が割れている。販売を中止した店がある一方、一時売り切れた店も。市立図書館も対応に苦慮している。 全国15道府県に喜久屋書店を展開するキクヤ図書販売(神戸市)は13日までに、全店から手記を撤去した。担当者は「社が神戸市なので、発売されるときから注視していた。遺族の許可を得ずに出版したと判明したので、心情をおもんぱかった」と理由を説明する。 一方、神戸市の繁華街にあるジュンク堂書店三宮店は「購入は個人の判断。要望があれば商品を店に並べる」とし、200部以上を販売した。14日までに売り切れ、次回入荷分についても購入予約が入っているという。 対応を決めかねているのが図書館だ。神戸市立中央図書館は「地域資料は収集する必要がある。市内で発生した事件で、関心も高い」としながらも、購入や閲覧についての方針を決めてい

    地元書店の対応割れる 神戸児童連続殺傷事件の加害男性の手記 - 産経WEST
    tamanekosan
    tamanekosan 2015/06/17
    “神戸市立中央図書館は「地域資料は収集する必要がある。市内で発生した事件で、関心も高い」としながらも、購入や閲覧についての方針を決めていない。他の市立図書館は中央図書館に合わせる方針だ。”
  • 千葉・銚子の娘殺害 母親に懲役14年求刑「悪質で短絡的」

    生活苦で家賃を滞納し県営住宅からの立ち退きを命じられ、強制執行当日に中学2年の長女、松谷可純さん=当時(13)=を絞殺したとして、殺人罪などに問われた母親の美花被告(44)=銚子市豊里台=の裁判員裁判の論告求刑公判が10日、千葉地裁(佐々木一夫裁判長)で開かれ、検察側は「ヤミ金の返済のために詐欺も行っており、犯行は悪質で強く非難されるべきだ」として懲役14年を求刑した。判決は12日。 松谷被告は9、10日の被告人質問で、犯行当時の手口や動機などについて「思いだせない」と供述。一方、犯行後の県警の取り調べには、「住宅を追われそうになり、将来を悲観して自殺を考えた。『(可純さんを)1人では置いていけない』と思い犯行に及んだ」と話していたことが供述調書などから明らかになっている。 検察側は論告で、「家計を見直せば家賃は支払えた。誰にも相談せず殺害に及んだことは短絡的」と指摘した。弁護側は、「生活

    千葉・銚子の娘殺害 母親に懲役14年求刑「悪質で短絡的」
  • 【日本の議論】悪い図書館「究極の寄贈図書館は東京拘置所」…市民にとって気持ちいい図書館が本当に良いのか

    話題の新刊が並び、新聞も主要各紙を読むことができ、市区内に複数の館が開設されるなど近年、公共図書館の充実が著しい。しかしそれは読者にとって万々歳なのだろうか-と疑問を投げかける集会が都内で開かれた。こうした図書館には住民の要望が反映されているものだが、それが行き過ぎると大変なことになってしまうというのだ。一体どういうことなのだろうか。 はタダで読むもの?今春、開かれた日文芸家協会主催のシンポジウム「公共図書館はほんとうにの敵?」には、作家の佐藤優氏や林真理子氏、東大大学院の根彰教授(図書館情報学)、新潮社の石井昂常務取締役ら6氏がパネリストとして参加した。 新刊の文芸書が何冊も図書館に置かれることは利用者にとっては便利だが、それは全体の売り上げ低下につながり、出版社や作家を圧迫して、結果的に良質なが供給されなくなる。それは回り回って読者にとってもマイナスではないのか、との思いが

    【日本の議論】悪い図書館「究極の寄贈図書館は東京拘置所」…市民にとって気持ちいい図書館が本当に良いのか
  • 【日本の議論】無表情、集団生活嫌い、激変した「少年院」収容少年たち…「昔は暴走族、今は特殊詐欺」でリーダーも不在(1/2ページ)

    【日の議論】無表情、集団生活嫌い、激変した「少年院」収容少年たち…「昔は暴走族、今は特殊詐欺」でリーダーも不在 お年寄りをターゲットに多額の現金をだまし取る「振り込め詐欺」に手を染める若者が後を絶たないが、若者の変質に合わせ、少年院の指導現場も変化している。収容者に暴走族が多かった昔は面倒見の良いリーダーを育て他の少年を統率するピラミッド型の秩序構造だった。しかし、最近は知能犯の増加もあり集団生活になじめない少年同士が話し合いをしたり、法務教官が膝をつき合わせるフラット型に移行している。振り込め詐欺を始めとする「特殊詐欺」による収容者の率が高い多摩少年院(東京都八王子市)を訪ねた。 気持ちを表現できない子供たち「昔は暴走族や粗暴行為者が多く、やんちゃな子がたくさんいた。喜怒哀楽がはっきりしていて、打てば響く子たちばかりだったが、最近は振り込め詐欺や性非行など特殊な非行で入ってくる子が増え

    【日本の議論】無表情、集団生活嫌い、激変した「少年院」収容少年たち…「昔は暴走族、今は特殊詐欺」でリーダーも不在(1/2ページ)
  • 【手帖】出版社存続のために「図書館は貸し出し猶予を」 - 産経ニュース

    文芸家協会主催のシンポジウム「公共図書館はほんとうにの敵?」が2月2日、都内で開かれ、作家の佐藤優氏や林真理子氏、東大大学院の根彰教授(図書館情報学)、新潮社の石井昂常務ら6人がパネリストとして登壇した。 石井氏は、出版社が刊行するの多くは初版部数の9割が売れれば採算が取れる価格設定をしているが、たいてい赤字になるという実情を説明。それでも出版社が存続できるのは、増刷される一部ので利益を得ているからだと解説した。しかし近年、公立図書館のサービスが向上して「がタダで読める」という認識が広がっていると指摘し、「増刷されそうなについては6カ月、図書館での貸し出しを猶予してもらえないか」と訴えた。 これに対し根氏は「図書館が貸し出しのために同じを大量に並べるような状況は一時期よりは改善されている」と発言。行政による図書館の評価が貸し出し冊数などで計られることに問題があると指摘し

    【手帖】出版社存続のために「図書館は貸し出し猶予を」 - 産経ニュース
  • 冬の夜長には図書館で読書 千葉市で初、評判上々

    千葉市中央図書館(中央区弁天)で今月、館内を夜間に開放するイベント「ナイトライブラリー」が開催された。同様のイベントは県内の図書館では初の試みといい、普段とは違う雰囲気の中で参加者は読書にいそしんでいた。 ◇ イベントを主催したのは、同館管理課の職員で構成される「夜更かし同人会」事務局。同局によると、千葉市内には現在分館などを含め図書館が14館あるが、平成22年度から年間10万人ペースで合計の利用者数が減少し、25年度は約268万6千人となっている。利用率は20歳前後が最も少なくなっており、大学生などの活字離れが深刻化している。 そこで、「読書の楽しさを思いだし、人生の指針になるようなに出合ってほしい」と考え、学校などで昼間忙しい大学生が参加できる夜間に図書館を開放することが決まった。 開催されたのは6日の土曜日で、応募してきた市内の大学生らを対象として、午後6時にイベントが始まった。普

    冬の夜長には図書館で読書 千葉市で初、評判上々
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