2015-09-08 弟ドリーム 弟というドリームについて話したい。私は今ドリームとしての弟についての話をしたいと思っているので、ちょっとつきあいなさい。ここで言う「つきあう」とは読んでいく、という意味であって、別にこっそり逢い引きをしたいとか、あなたに寺地のイニシャルTのネックレスをしてほしいと望んでいたりとか、あとふたりでひとつのクリームソーダをハートのストローで飲みたいとか言っているわけではないからご安心なさい。「つきあう」のイメージが全部古い。弟。それは三人きょうだいの末っ子次女として育った私の永遠の憧れなのです。 こういうことを話すとね、弟のいる人というのはね、「いや別にそんな良いもんじゃないから」ってたいてい言うんですよね、知ってるよ私は。私もね、十歳違いの兄がいますって言ったら兄がいない人にめちゃくちゃ羨ましがられるから。でもその都度「全然良いもんじゃないからッ!!」ってさ