日産自動車のカーナビの新機能。見通しの悪い交差点に設けた車両検知センサーの情報を受信して、ドライバーに警告する日産の新しいカーナビでは、小学校付近での車速やアクセルの踏み具合などから車が「必要」と判断すると、ドライバーに警告する機能も追加する 最適なルートだけでなく安全運転もナビします――。自動車各社が、純正カーナビに安全運転をドライバーに促す仕組みの導入を競っている。標準装備が進むカーナビの進化で、車の販売増につなげたい考えだ。 急カーブに近づいてもアクセルを踏み込んだままだと、アクセルペダルが自動的に押し戻される。ペダルを離すと、滑らかに減速をかける。日産自動車が7月に発表した新機能だ。カーナビの地図情報と車の制御システムを連動させる。今秋発売する高級セダンの新型「フーガ」から搭載を始める。 見通しの悪い全国の交差点500カ所に設置される警察庁の車両検出センサーからの情報も受信。