前田議員の行為、小沢氏「非常に不適切」 けじめを示唆2008年10月14日21時0分印刷ソーシャルブックマーク 民主党の小沢代表は14日の記者会見で、同党の前田雄吉衆院議員が経済産業省から業務停止命令を受けたマルチ商法業者からの献金を返還していなかった問題について、「非常に不適切な行為だ。調査を待って、民主党として信頼をつなぎとめるため、どのような行動を取るべきか、できるだけ早急に結論を出したい」と述べた。 すでに同党は、平野博文幹事長代理が前田氏から事情を聴き、資料の精査などにあたっている。こうした調査を踏まえ、党の信頼を回復するため、何らかのけじめをつける考えを示した発言とみられる。会見後、党幹部は15日に小沢氏自ら、前田氏に事情を聴くことを明らかにした。 この問題で前田氏は14日夜、名古屋市で記者会見を開く予定だったが、党本部側が「資料の精査がまだ不十分」として、中止するよう指示した