園児のイモ「なぜ抜く」 第2京阪用地、大阪府が代執行2008年10月16日17時3分印刷ソーシャルブックマーク 府の行政代執行に抗議する人の中には、うつぶせになって子供たちの植えたサツマイモ畑を守ろうとする男性もいた=16日午前9時39分、大阪府門真市、日置康夫撮影 大阪府は16日、第2京阪道路の用地として、門真市の北巣本保育園の畑771.17平方メートルに行政代執行をかけ、強制収用した。月末の芋掘り交流会に向け、園児たちが育ててきたサツマイモや落花生が引き抜かれ、整地された。 午前7時半、大阪府用地室の職員ら100人が農地を囲うフェンスを撤去し、代執行を宣言。8時から、農作物を引き抜き、ご神木のエノキの下にある地蔵尊などを撤去した。 畑には早朝から、保育園理事の松本剛一さん(49)ら約30人の地域住民、園児の保護者らが集まり、「収穫までのあと2週間をなぜ待てないのですか」と抗議した。「サ