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ブックマーク / macska.hatenadiary.org (2)

  • すげー投げやりなフェミニズム論争史の図 - *minx* [macska dot org in exile]

    Powell's Books の日語書籍コーナーで、江原由美子・金井淑子編『フェミニズム』を見つけた。この書店には、多分日人の学生が帰国時に残して行ったと思われる日語の古がわりとある。 ぱっと目次を眺めてみたところ、鄭暎惠さんの「フェミニズムの中のレイシズム」の章があったので、ほとんどそれだけ目当てに買ってきた。で、目次の次に掲載されていたのが下の図。 下の「(注)」を読む限り、なんだか作図上の都合でやむをえず、たまたま欧米(の白人、異性愛女性によるフェミニズム)が中心になってしまいました、みたいな説明になってるけど、どこからどう見ても「欧米=中心/マイノリティ・アジア(日)=周縁という図式」そのもの。いっそ「残念ながら現時点ではフェミニズム研究は欧米中心主義的である」とか認めてしまった方がいいような気もするんだけど。 てゆーかさ、欧米のフェミニズムについては単純化されているとは

    すげー投げやりなフェミニズム論争史の図 - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「働いたら負け」状態は社会の責任、かもしれない - *minx* [macska dot org in exile]

    赤木さんと杉田さんとの論争に某お兄様がコメントを寄せていて、以下は元の論争というよりは、お兄様のコメントへのコメント。 弱者問題でいえば、「やる気がない」とか「努力が足りない」と弱者の内面を探ることと、弱者が貧困に苦しんでいる現状とは、きっちり分けて考えたほうがいいと思います。そうしないと、弱者に貧困をもたらしている社会的な原因(政策や政治家の愚)が、弱者の内面の問題を指摘する、すなわち「あいつが貧乏なのは、自分がいけないからなんだ」ということで、ほんとうの責任の所在があいまいになってしまう可能性があるでしょう。 そうなると、弱者の内面の問題が自己責任の問題として為政者に利用され、自己責任なんだから政策や政治家は悪くない、というネオリベ的な弱者排除の発想につながっていくような気がしてなりません。 きっちり分けて考えるのはある意味では良いのだけれど、あんまりきれいに分けると貧困だけでなく「や

    「働いたら負け」状態は社会の責任、かもしれない - *minx* [macska dot org in exile]
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