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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (2)

  • 地獄への道は「間違い」で舗装されている - 赤の女王とお茶を

    どうも、ご無沙汰です。 実はこの夏に結婚することになりまして、引越しその他準備に忙殺されておりました。というかまだしばらくわたついております。豊かな対幻想の構築に向けて鋭意努力する所存であります。 結婚も地獄のなんとかという話も多いですが、ネットあるいははてな界隈では 「地獄への道は善意で舗装されている」 というアフォリズムが特に人気があるように感じます。「モヒカン文化」とも関係あるのかもしれません。 例えば、こちらとか。 白雪姫にしろカチカチ山にしろ、確かに人を騙す時に悪意を丸出しにするわけはなくて、毒リンゴやババ汁はたいがい善意にコーティングされていると。 それは一面そうなんですが、一方善意によって白雪姫は生かされるし、狸も退治されるわけです。 「沈黙の艦隊」のラストでベネット大統領は海江田の「人間は悪意より善意が上回っているか?」という問いにYesで答えますが、リアリストのベネットに

    地獄への道は「間違い」で舗装されている - 赤の女王とお茶を
  • 赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」

    ウェブは資主義を超える(池田信夫) 自由の過剰な世界 やっぱこの世代の人はマルクス大好きなんですね〜。微笑ましいくらい。アンカテのessaさんも同世代でしょうか? 結論からいうと、「自由の国」は、それを支える「奴隷機構」と「暴力装置」を前提に成立します。 マルクスは自由の国を、労働が生活手段ではなく目的となるような世界とし、そこでは生産力は増大して無限の富が実現すると考えた。 まず、人間がデータ生命になってチップに半永久的に封入されるような場合を除き、炭素生物として生きる限り必ず「汚れ仕事」や「単調労働」といった「生活手段労働」が生じます。 当然、「自由人」はこんなことはやりたくない。 だとすれば、誰かに「やらせる」しかありません。 つまり、安定した「奴隷機構」が不可欠ということになります。もちろんこれが完全に機械化される可能性はゼロではないでしょう。が、それほど精巧なロボットを作るより

    赤の女王とお茶を - 「自由の国」を支える「奴隷」と「暴力」
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