【ロサンゼルス=堀内隆】米マイアミのスペイン語紙、ヌエボ・エラルド(電子版)は17日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表チームに同行していたキューバ国営テレビ局の技術職員男性(31)が米に亡命したと報じた。 男性は13日夜、2次ラウンドの日本戦が予定されていた米サンディエゴからマイアミに向かい、14日、マイアミで兄弟に再会した。同紙に対し「自由を感じ、やりたいことをしたかった。キューバの若者は革命に何ら決意を抱いておらず、将来が見えない国にとどまろうと思っていない」と語った。