植田 オンラインゲームというのはコンテンツであり、後発会社でも知恵を絞れば、割って入る余地があります。ニッチ産業にもかかわらず、市場規模は1200億円を突破し、通常の家庭用ゲームソフト市場の3分の1ぐらいの規模まで拡大しています。 本格的にこの市場が立ち上がったのはブロードバンドが普及した4~5年ぐらいでしょう。ゲームポットにしても、2004年にはたった3人の会社だったのです。 当初はオンラインゲームで先行していた韓国のゲーム会社と提携し、そのゲームを日本でローカライズしてサービスをしていた。それが今では140人ぐらいの会社になっています。売上高も50億円程度になっています。 オンラインゲームというのは顧客へのサービス提供が重要になります。ですから、顧客が何を求めているのかを常に把握して、ゲームに反映させる必要があります。 うちの会社の社員の半分がこのためのゲームの企画や運営の部署にいます
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