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textと人生に関するtamaotのブックマーク (7)

  • 日記 - 無免許タクシー

    午前中、仕事してたら伯父さんから携帯に着信があった。 「あのな、○○(従兄弟)が今朝死んじゃったんだよ」 あまりにサラっと言うのでなんのことだかわからなかった。従兄弟は3兄弟の一番下で僕と同い年。嫌な気配を想像させるフシがないわけじゃなかった。それより伯父さんの『死んじゃった』という言葉が引っ掛かった。「そんなはずではなかったのに」というニュアンス。葬儀の段取りなんかについては聞けたけれど「なぜ」ということは聞けずに通話を切った。もうすぐ昼になりそうだったから午後イチで顔を出すことにして昼飯をった。普通にえた。ってるあいだ、もしも嫌な気配がそうだったとしても僕に何ができただろうとか考えているうちに、そうなるまで放っておいて、なにも死ぬこたあねえだろうなんて思う自分に腹が立ってきた。 静かだった。こんにちはと玄関で言うと赤い目をした真ん中の従兄弟が座敷から出てきた。仕事の関係の人らしき

    日記 - 無免許タクシー
  • 自分の成果を値段で計るな - GoTheDistance

    転職先の社長に、そのようなことを諭された先週末。レンガで頭を打たれるような衝撃が走りました。 タイトルで言わんとしてることは何かと申しますと、「オマエの価値を決めるのは自分でもなく、言い渡された値段でもなく、お客様が気持ちよくお金を払ってくださるかどうかだぞ。」ということです。こう書くと当たり前ですが、やっていることが報われるかどうか見えない中で手を動かしている時に、どうしても損得勘定が出てきてしまいます。でも、損得勘定が考えたら成功なんか出来ないぞ、と社長は申されるのです。 前向きな技術者は、必ずと言って良いほど自分の作ったものに対するひそかな自負があります。当然のことです。たとえそれが「DBから適当にブチ抜いて画面に吐き出す簡単なお仕事」の集合だとしても、立派な成果物です。 でも、その自負があることとその成果物に価値があることは、全く別のことです。評価軸が違います。そして困ったことに、

    自分の成果を値段で計るな - GoTheDistance
  • これは一人の男の子の話です。

    これは一人の男の子の話です。 生来心臓に欠陥があり、幼い頃に大手術をし、何種類もの薬を飲みながら暮らしていました。 ただ、彼には軽度の知的障害があり、なぜ自分が薬を飲んでいるのかはよくわかっていませんでした。 彼が小学生になると両親が事故で亡くなり、叔父夫婦に引き取られました。 叔父の家にはあまり居場所がなかったので、自然と学校の友達と遊んでばかりいるようになりました。 ただ、学校の授業はほとんどわかりませんでした。 中学生になると、まったく授業が分からなくなり、学校に行かず、友達と遊んでばかりいるようになりました。 高校生になっても同じでした。 友達は彼にお店でお金を払わずに品物を持ってくる遊びを教えてくれました。 ただ、彼はそれが当に悪いことだと気づいたのは、警察に捕まって、少年課の刑事さんに怒られた時でした。 彼は医療少年刑務所に入ることになりました。 心臓のことがあったので、普通

    これは一人の男の子の話です。
  • 「相手にこう思われたらどうしよう」を、捨てよう。 - GoTheDistance

    id:takerunbaのこういう所が大好き。愛してまう! 発言を額面どおりに受け取る 私もすごくすごくすごおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉくそう思うんですよ。 「空気を読むのはやめましょう」 「行間を読むのはやめましょう」 「言外のことを読むのはやめましょう」 これを「3つの読まない」と申します。「非読宣言」です。私たち「社交辞令が効かない会」は読みません。そのままです。シンプルでストレートな関係の構築を目指しておりますので、言葉とか表情などの表に出てくる要素以外のものは、一切読みません。逆な言い方をすれば、表に出てこないものは無視します。ないモノとして扱います。シンプルでストレートな関係に、存在するかしないかすらわからないものを持ち込まれても困ります。 発言を額面どおりに受け取る なんというオレ! 僕もこのタイプです。なんでかって?どんな事情があろうとも、当に大切だと思っているものは絶対に表に

    「相手にこう思われたらどうしよう」を、捨てよう。 - GoTheDistance
  • あの夏、地上最大のオッパイが。- Everything You’ve Ever Dreamed

    ピーチジョンのエロティックな広告写真。ホームに滑り込む電車の騒音をバックミュージックに、それを舐めるように見ている僕の後ろを一人の淑女が通り過ぎて行った。振り返り横顔を見る。間違いない。彼女だ。あの夏、僕の人生を、僕の未来を変えてしまった地上最大のオッパイの主。ヴィーナス。声をかけようとしたが名前を思い出せなかった。あれほど追い求めた存在であったのに。 1991年の夏。高校三年生だった僕と悪友の西ヤンは腐っていた。真面目にやっている連中、反抗している連中、すべてを斜めから見ていた。授業。夏期講習。体育祭の創作ダンスの練習。すべてをサボタージュして大半の時間を第二校舎の屋上で潰していた。僕らは屋上を「ヘヴン」と名付けて、毎日のように、流れていく雲や富士山のシルエットを眺めたり、昼寝をしたり、買ってきたエロを模写するという意味のない行動をしていた。空は青く、太陽の陽射しは心地よかった。いつか

    あの夏、地上最大のオッパイが。- Everything You’ve Ever Dreamed
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  • さびしさの運用について - Mellow My Mind

    「このさびしさをどしたらいいの」ということを延々考えて、人生単位で見てもそれはそれは長い時間を浪費しました。その中でまず気付いたことは「人はさびしいとおかしくなる」ということでした。ひっくり返すと、人がおかしなことやってるときは、だいたいさびしいんだよな。さびしさを動機にして人や自分を裁いても、よけいさびしくなるばかり。なにかを裁くということはなにかを切り捨てることだ。一度切り捨てられたものは時間が止まってしまう。もうそこからは何もうまれないのでした。さびしいのに、いろんなものをどんどん切り捨てて、自分さえも許せなくなって、狭く、小さく、よけいさびしさを募らせるばかり。おかしなことだ。さびしさとは無縁に見える、幸福そうなあの人と、わたしは何が違うんだろう。考えればなにもかも違うように見えたし、でも当のところはどこがどう違うのかよくわからない。ただ、自分がさびしさにふりまわされていることだ

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