レッドにピンク、ブルー、イエロー、ブラック。5人の若者が5色のスーツを身に着けたヒーローに変身し、悪と戦う…。日本が誇るスーパー戦隊シリーズが総製作費120億円を費やしたハリウッド大作「パワーレンジャー」として蘇り、7月15日公開される。「日本のスーパー戦隊が米国でパワーレンジャーの名で定着。パワーレンジャーを見て育った世代が今、映画を作る世代になったのです」。こう語るのはスタントマンとして米国で修業中、米テレビ版「パワーレンジャー」の監督に抜擢(ばってき)され、長年同シリーズを支えてきた坂本浩一さんだ。「日本生まれのヒーローが世界で支持されるのはうれしいが、日本でもこんな大作が撮れれば…」と悔しがる坂本さんに米国でブームを巻き起こしたパワーレンジャー人気の秘密を聞いた。(戸津井康之) アメコミヒーローに負けないニューヒーロー 太古の地球を守るため、5人の戦士が命懸けで戦い、悪の戦士を封印
![【銀幕裏の声】大作「パワーレンジャー」で甦った日本のスーパー戦隊…名乗りの時間短縮?米国版育てた日本人監督の製作秘話(1/5ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/294c72c9beaf82a00e84cad43b9957d930ba4796/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FSRVghWIqQsBKqAkBcUgeL6wbeZk%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FIIIRB5YTUBP5XOOQE6KLBC2KAQ.jpg)