オスマン帝国の至宝約170点が来日。国立新美術館で「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」が開幕東京・乃木坂の国立新美術館で、「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」展がスタートした。オスマン帝国の栄華をいまに伝える貴重な宝飾品、美術工芸品約170点が初来日した本展の見どころとは? 展示風景より、《ターバン飾り》(17世紀) 東京・乃木坂の国立新美術館で、「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」展が開幕した。本展はトルコ・イスタンブールのトプカプ宮殿博物館が所蔵する貴重な宝飾品、美術工芸品を紹介するもので、約170点のうちほとんどが初来日となる。 オスマン帝国の第7代スルタン(皇帝)であったメフメト2世は1453年にコンスタンティノープル(現・イスタンブール)を征服し、78年にトプカプ宮殿を設立。1520年からのスレイマン1世(メフメト2世のひ孫にあたり、立法