ネパールのカトマンズ盆地に居住するネワール族の生活の様子を写真で紹介する企画展「わたしたちも撮りたい!~ネワールのひとびとがみる生活文化~」が、立命館大国際平和ミュージアム(京都市北区)で開かれている。31日まで。 2015年に発生したネパール地震から復興が進み、日常の生活を取り戻してきた現地の様子について知ってもらおうと、ネパールの祭りや儀礼など伝統的な行事を調査している同大の鈴木岳海(たかみ)教授らが企画した。 展示されている計50点の写真の半分近くは、ネワール族の60~80代の高齢女性14人がデジタルカメラを使って撮影。農村地帯でわらを運ぶ女性や王宮前の広場で僧侶が祈る姿、ネパールで有名な土器など身の回りの人や物を被写体とした展示写真が並ぶ。 このほか、ネパール出身の男性カメラマンの作品も紹介。ネパール暦の正月前に行われる現地の伝統的な祭りや、神輿(みこし)を担いだ男性らを撮影した写