すがや:僕自身はゲームそのものよりも、実はマイコン・パソコンの方に興味の中心があったんですよね。アマチュア無線にハマっていたこともあり、70年代後半~80年代の秋葉原に頻繁に足を運んでいました。 –当時の秋葉原はアスキー創刊編集部があったり、現在のITスタートアップの熱気にも通じる場所でしたね。先生はアスキー創業者の西和彦さんを題材としたセミフィクションの作品も発表されています。(現在、この作品はnoteで読むことができる) すがや:当時マイコンにハマった人たちはアマチュア無線から流れてきた人がほとんどでしたね。1976年にTK-80Kというワンボードのマイコンが出て、NECがBit-INNというショールームをラジオ会館に開設します。 アナログからこの世界に入った僕は、最初デジタルがまるでわからず、ロジックICを使った論理回路から改めてデジタルというものを勉強して、そのネタをラジコン漫画で