ブックマーク / laiso.hatenablog.com (2)

  • ITエンジニアは休日に勉強すべきか『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 - laiso

    『なぜ働いているとが読めなくなるのか (集英社新書)』は、はてなブックマークが生み出した(!)作家・書評家の三宅香帆の近著で、同名のウェブ連載を書籍化したものです。書は、労働と読書の関係を明治から平成にかけての歴史を通じて探り、最後に著者自身の社会への提言でまとめられています。 書では、読書に関する「教養としての知識」と「情報としての知識」を区別しています。「教養」としての知識には偶然性や文脈(ノイズ)が含まれるのに対し、「情報」はそれらのノイズが除去され、読者が求めるものだけが提供されると説明しています。この情報に最適化された形式が現在の自己啓発書となっているのが書の歴史考察で分かります。 高度経済成長期を経て形成された仕事人生という人々の価値観は、自分から離れた知識=ノイズを取り入れる余裕、すなわち読書をする余裕を失わせる結果となりました。その結果、情報の消費は「仕事のため」

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  • ライティングの哲学と未来のエディタの話 - laiso

    『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を読んだ。 書はWorkflowyを使いこなしている文筆家をTwitterで募ってそれぞれの活用法を紹介する座談会を4名で開催したら、文章執筆についての精神性の話題がメインになってしまい、それはそうと3年後に参加者に実際に原稿書かせてみて再度Zoomで座談会して1冊のにしてみた。という変わった企画だった。 ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社 e-SHINSHO) 作者:千葉雅也,山内朋樹,読書猿,瀬下翔太講談社Amazon あとがき、が一番この全体で起っていることを体裁立てて書いてあるので先に読むと分かりやすい。 僕は各人の著書をあまり読み込んだことがないので、実際の執筆の変化は分からないのですけど、3年後座談会では概ねみんな「雑に書いて世に生み出せた時点でえらい」というような方向性でまとまっており、自分と同意見

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