ブックマーク / note.com/8bit_horijun (1)

  • 疑いと信頼、その境界線で僕は思った|堀 潤 JUN HORI

    僕は、決して心が強い方ではないから、すぐにいじけてみたり、悲観的になったり、殻に閉じこもってみたり、どうせ自分なんてと卑下してみたりしてその場から立ち去ったりと、そんなに簡単ではない感情を常に抱きかかえてだましだまし生きてきた。 「意外ですね」 と言われることが多いのだけど、飲み会やパーティーは大の苦手で、「すみません、次があるので」などとあたふたしたそぶりを見せて、誰よりも先に会場から立ち去ることも少なくない。 誰かに悟られることなく、いつでもその場を抜け出せるように、カバンやコートをクロークに預けたりすることもほとんどない。 華やかな会場であればあるほど、急に孤独を感じ、耐えられなくなってその場を去ってしまう。なぜそんな風に思うのかは、よくわからない。考えてみようかと思ったりもするが、そんなに自分の暗部と向き合うほど暇ではないので、自分にさえ背を向けて、やはりだましだまし生きている。

    疑いと信頼、その境界線で僕は思った|堀 潤 JUN HORI
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