津田大介さん著「ウェブで政治を動かす!」を読みました。 「動く」じゃなく「動かす」としたところに政治への熱さが伝わります。 津田さんに最初にお目にかかったのは、もう10年も前になりますか、日経のイベントでした。音楽業界の記事を書いておられたころでした。ふむ、こういう当たりの柔らかい若者がきちんとした文章でデジタルで勝負する、いい時代が来たなと感じさせてくれる、アンテナに響くかたでした。 それが今やある種日本の世論を左右する、いい意味で政治的なポジションに就かれている。いい国です。 総選挙前の実にいいタイミングで書店に並んだところも、持ってる。 読みつつ、数点コメント。 ●「違法DL刑罰化に見る政策決定の危うさ」と、保護期間延長問題について「ウェブで「著作権問題」が動いた」健全さとが同居する著作権制度、という指摘。 →まだシステムは収まりません。前者についてはぼくも危なすぎると感じます。それ