■デジタル教育反対派への10の質問 橋下大阪市長が2015年にデジタル教科書の全市展開を宣言し、実証実験に動いています。2月には東京都荒川区の西川区長が2014年度に一人一台を区内全小中学校で実現する意向を表明しました。東阪ツートップの力強い動きを受け、地方都市でも今年内に一人一台を達成する自治体が現れそうです。 すごい。政府が2020年を目標に据えているのに対し、デジタル教科書・教材協議会(DiTT)は2015年の目標を掲げてきたことについて、そんなムチャなとあちこちから批判されていました。でもこうなると2015年達成もあながち夢ではない。そうでなくちゃ。自治体主導、現場主導で進めていきたいと思います。 しかし、なおデジタル教育に対する批判はあります。デジタルのメリットとデメリットの議論、やるかやらないかの議論を続けているのは日本だけだという揶揄を海外から受けておりますが、そうは言っても
津田大介さん著「ウェブで政治を動かす!」を読みました。 「動く」じゃなく「動かす」としたところに政治への熱さが伝わります。 津田さんに最初にお目にかかったのは、もう10年も前になりますか、日経のイベントでした。音楽業界の記事を書いておられたころでした。ふむ、こういう当たりの柔らかい若者がきちんとした文章でデジタルで勝負する、いい時代が来たなと感じさせてくれる、アンテナに響くかたでした。 それが今やある種日本の世論を左右する、いい意味で政治的なポジションに就かれている。いい国です。 総選挙前の実にいいタイミングで書店に並んだところも、持ってる。 読みつつ、数点コメント。 ●「違法DL刑罰化に見る政策決定の危うさ」と、保護期間延長問題について「ウェブで「著作権問題」が動いた」健全さとが同居する著作権制度、という指摘。 →まだシステムは収まりません。前者についてはぼくも危なすぎると感じます。それ
やったぜ! チャンスだと思いました。だって、その意見、バカなんだもん。真っ向から潰し、世間の認識誤りを改めてみたい。だから、できるだけ炎上してもらいたかった。ところがコレが全く盛り上がらない。つまんない。 なのでここでサクっと御用+業界けしからん論に反論しておきます。(なお同時に、中村は学術論文を一つも書いていないという批判もあったのですが、確かにそこに力は入れていないものの、単なるウソなので、それは省略。)
消費者庁が7月1日からコンプガチャを禁止する、ついてはパブコメを求むときた。ぼくは個人として初めてパブコメに自分の意見を提出しました。 消費者庁は、景品表示法第2条の「景品類」の定義に基づき、内閣総理大臣の告示でその種類を指定して、その提供を禁止する権限を有しています。今回は、その告示を解釈する「通達」を改正し、コンプガチャを含めることにより、コンプガチャを禁止しようとすることにしました。
忠義国民小学校@台北のデジタル授業を見学しました。 政府5実験公立校の1つ。電子黒板+1人一台PC+無線LANです。 四年生国語。文章の組み立てを電子黒板で考え、生徒各自PCで作業して、グループ討論。 電子黒板では4画面でみんなの考えを共有し、生徒どうしが討論。 先生はコーディネイト役です。 ITの導入で授業がインタラクティブになったといいます。 課外授業にも持ち出して、PCについているカメラで観察ノートをつけたりしています。 ペン入力でとことん書かせます。PCでも読む・書く、に力を入れています。 田中真紀子さんが著書で「デジタルだと読まない・書かない」と批判していますが、 台湾でもそれに対する回答を出そうとしています。 タブレットPCを近く導入するのですが、ペン入力をどうするかが課題だといいます。
2011年 10月1日、「TED×Kids@Tokyo」にてプレゼンをしました。ヤノベケンジさん、原丈人さん、竹村真一さん、米倉誠一郎さんらと。ぼくのタイトルは「未来の教室」。2100年の教室を設計してみよう、というもの。 トークをベタ打ちしておきます。 ・どこでもドアがあったとしましょう。 ・100年前の外科医が今の手術室にやってきた。どうでしょう。立ち尽くすんじゃないでしょうか。当時とは医療技術が様変わりだから。 ・100年前の事務員が今の先進オフィスに現れても同じでしょう。仕事はコンピュータとネットだから。 ・じゃ、学校の先生は? たぶん何事もなく授業を始めるでしょうね。教えるスタイルや教室の環境はほとんど変わっていないから。 ・ぼくが子どものころ、学校は先進地でした。テレビは家にあったけど、ピアノ、顕微鏡、プール、街で一番すてきなものがある場所でした。 ・今はどうです?ゲーム機、薄
クアルコム社と、茨城県大子町にある私立の通信制高校を運営するルネサンス高等学校は、スポーツ、芸能、芸術、ビジネス他でプロフェッショナルを目指す生徒たち、高校不登校、中退の生徒たちの高校での学習を通じて高校卒業資格取得を支援する「スマートフォン x デジタル教科書」プロジェクトを開始すると発表しました。報道発表の行われた7月27日、ぼくも応援にかけつけました。 このプロジェクトでは、ルネサンス高校の生徒を対象に、スマートフォン500台、携帯用学習コンテンツ、3Gワイヤレス接続が提供されます。生徒はスマートフォンを利用し、3Gワイヤレスネットワークを通じて学習コンテンツや資料にアクセスします。学習用アプリをダウンロードし、いつでも、どこでも学習し、テストを受けることができるというもの。 通信制高校のルネサンス高等学校は、政府の認定する「教育特区」のひとつである茨城県大子町に2006年4月に設立
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