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2009年5月30日のブックマーク (1件)

  • 妻夫木演じる兼続にローレンツアトラクターを見たでござるの巻 - アンカテ

    大河ドラマなんてめったに見ないけど、今日たまたま見た、上杉景勝と秀吉の会見の回はなかなか緊張感があってよかった。 と言っても、凄かったのはどちらかと言えば秀吉役の笹野高史の怪演だ。 緊張しつつ出向えた景勝の家来の名前を順番に呼んでみせて、あっというまに打ちとけてしまう「人たらし」術の凄み。一方で、兼続の人物を見極めつつ、無愛想を通す景勝にはストレートに題を切り出し上洛を迫る。変幻自在な中に悪魔のような狡猾さも見え隠れする。まるで花の慶次の秀吉のような迫力があった。 その役者としての力技を背景にして、素直な演技が引き立っていただけなのだが、それだけとは言え、夫木演じる兼続にもリアリティを感じた。 智謀というのは目まぐるしく動くものだから、どこかに支点が無ければ力を発揮できない。素直さ実直さ誠実さでバランスを取ることが必要だ。無理をして自分以上のものを見せようとしない夫木の演技は兼続の人

    妻夫木演じる兼続にローレンツアトラクターを見たでござるの巻 - アンカテ