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2012年6月27日のブックマーク (1件)

  • 幼児の頭足人的表現形式

    佳作賞・研究論文 幼児の頭足人的表現形式の質と脳から見た人体説 高橋敏之(たかはしとしゆき) 1958年8月26日生 広島大学大学院学校教育研究科修了 岡山大学教育学部(助教授・幼児教育講座) 概  要: 筆者が現在最も関心をもっているのは、幼児の描画活動に自然発生する人間表現である。その初期表現は、欧文では“Kopffussler”、“bonhomme tetard"、“head-feetrepresentation”などと記述され、和文では「頭足類」、「頭足人」、「頭足表現」などと翻訳されてきた。しかも世界中の幼児が、言語、習慣、民族、国籍を越えてこの表現形式による人間描画をすると言われている。 ここでの問題になるのは、幼児の描く頭足人的表現形式が、なぜあのような共通性のある不思議な形態をとるのかである。1887年に公刊されたC.Ricciの著作に